
- 公務員を辞めたいけど、本当に辞めてもいいんだろうか…後悔しないかな。
- 公務員を辞めたいと思った人は一体どんな理由だったんだろう…
- 公務員特有の辞める際の注意点って何かあるのかな…転職先も見つかるか不安だな。
こんな疑問を解決できる記事を用意しました!

私は現在32歳になりますが、大学卒業後、民間企業に就職(住宅販売会社の営業職)し、ブラック労働に苦しむとともに体育会系のノリに全くついていけず逃げるように退職、その後、一念発起で公務員試験に合格して国家公務員一般職に転職しました。
その後、7年間勤務して2021年3月31日をもって退職し、翌日からWeb系フリーランスとして独立しています。
今回の記事は私自身が経験した全てをありのまま掲載しています。
この記事にたどり着いた方のお悩みは、全て解決できるはずです!
記事前半では、公務員を辞めたい理由やあなたが本当に公務員を辞めるべきか冷静に立ち止まって考えていただけるような内容を紹介し、記事の後半では円満退職をするために気をつけたいことや転職活動を進める上での注意点などを解説しています。
この記事を読めば
本当に公務員を辞めても大丈夫か
というあなたの悩みや迷いが消え、進むべき未来へ一歩踏み出せるはずです!
それでは参りましょう!
公務員を辞めたい人は思ったより多い話【あなたは決して珍しくない】

まず初めに分かっていただきたいことですが、上のグラフをご覧ください。
データは少し古いですが、平成30年度の地方公務員の退職状況に関する調査結果によると、「普通退職者」は43,775人ということで離職者129,892人に対して約33.7%にも及びます。
全体の3分の1近くが自己都合退職というと、以外と多いイメージですね。
というわけで、もしあなたが
- 公務員を辞めたいと思うなんて…自分だけなんじゃないかな
- 公務員を辞めるのはもったいないかも…
と思っていたら、それは大きな誤解と言えます◎
まずはその誤解を解いておきましょう!
よくある公務員を辞めたい理由7選【元国家公務員の実体験含む】

公務員を辞めたいという人が思いの外たくさんいたという事実が分かった上で、じゃあ、そんな人たちはどのような理由で公務員を辞めたいと思ったか、気になりますよね?
以下、私の主観も含みますが他のブログ記事などを参考にしながら、公務員を辞めたいと思った理由を7つに集約しました。
それがこちらです。
辞めたい理由7選
- 人間関係がしんどい
- 仕事がつまらない
- 理不尽なことが多い
- 思ったより給料が低い
- 組織体質が古い
- つぶしの利くスキルが身につかない
- 公務員よりもやりたい仕事が見つかった
いくつか当てはまるものがあったのではないでしょうか。
順番に解説していきますね!
①人間関係がしんどい
最も多い理由がこちらです。
人間関係の悩みというのは公務員に限った話ではないですが、公務員の人間関係ってどこか特殊に感じませんか?
どこかモラルに欠けるおじさんおばさんがいたり、こだわりの強すぎる上司がいたり。
民間企業と違って組織全体の人の入れ替わりが基本的にないですからね…。
地方公務員の場合3年または4年周期で異動かと思いますが、そこで離れられたとしても、再び巡り合う可能性も0ではありません…。
このように人間関係で消耗して公務員を辞める決断をした人は非常に多い印象でした。

私の場合はそこまで嫌ではなかったですが、次に挙げたものが最大の理由かもしれません!
②仕事がつまらない
「全てが根拠に基づく」というのが公務員の仕事ですよね。
そうなると、仕事に創意工夫の余地はほぼありませんし、一度やり方を覚えてしまえばあとは機械仕事なんてこともザラにありますよね。

「安定した雇用形態」を夢見て入庁したはいいものの、仕事そのものにやりがいを見いだせない…
という理由も多く見受けられました。
私は2021年度に担当していた業務内容はとても好きでしたが、一緒に働いていたペアの存在も非常に大きかったから何とかやってこれましたw
ですが、この組織であと30年以上も働き続けることに大きな違和感を抱いたのが最大の退職理由です。
③理不尽なことが多い
地方公務員の窓口業務なんかは…とても共感いただけるのではないでしょうか。
私の場合は国家公務員で職務も結構特殊でしたので、窓口業務というのはほとんどありませんでした。
ですが、一般の方から時たまかかってくる意味不明な趣旨の電話対応に1時間…なんてことが採用初年度にありましたね。

窓口業務に限らず、「手続きのための手続き、チェックシートを確認するのためのチェックシート」みたいな不毛な書類を何度も作らされたり、まじで細かい(どうでもいい)誤りの指摘だったり(気づいたなら直してくれよと何度思ったことか)、やりとりする上司によってはまさしく「理不尽なことが多い」ですよね。
④思ったより給料が低い
若手の場合は特に顕著ですよね。
平均給与を比較すると、
- 公務員の場合:約650万円
- 民間企業の場合:約430万円
ということで200万円ほどの開きがありますが、公務員で給料が上がり出すのは40〜45歳あたりからですよね。
「扶養関係や養育関係の手当の有無」も大きいとは思いますが、私自身も2021年度の手取りは平均したら24万円くらいだった記憶です(財形貯蓄などで天引きされた金額)。
「お金の価値を最も引き出せるのは今この瞬間=若い間」と言われています。
福利厚生が充実しているからと言っても給料が低いのは十分退職の理由になりますよ。
⑤組織体質が古い
年功序列の賃金制度、終身雇用なのは公務員だけでしょうし、いまだに判子を使って決裁をとり、当然のようにFAXを使って書類のやりとりをしています…。

いつの時代やねん
って話ですよねw
採用初年度が忘れられないんですが、
「出勤簿」に毎朝押印し、課員全員が押印したら課の一番の若手が総務課に持参する
というのが一番の衝撃でしたね…w
PCがネットにつながっていないことや、メールの送受信は端末が限られるとか、不便極まりない。
そんな古い組織体質に嫌気が差すのも無理もありません。
⑥つぶしの利くスキルが身につかない
公務員を辞めたいけど辞められない最大の理由はこれだと確信しています。
公務員として働いた結果、自分にどんなスキルが身に付いたのか、果たして民間企業で自分はやっていけるのだろうか(いや、無理だ)。
そう思って一歩踏み出せない人は、この世の中にめちゃくちゃいると思っています。
公務員として長年働き続けるほど、この組織から逃れられなくなる。
まるでアリ地獄。
公務員を辞めて民間企業へ転職したい、独立したいと思うのであれば、相当の覚悟を持って勤務時間外の全ての時間を使ってスキル習得に励むしかないでしょう。
私の場合はプログラミングを鬼のように学習しました。
詳しくは「【完全ガイド】公務員から民間企業へ転職する方法5ステップを網羅的に解説」で解説していますので興味のある方はご覧ください。
⑦公務員よりもやりたい仕事が見つかった
今まで紹介してきた6つに関しては全てネガティブな理由でしたね。
こちらが唯一と言って良いポジティブな理由ではないでしょうか。
人生は一度きりです。
やりたいことはやらないと、後悔の残る人生を送ってはいけません。
アメリカのとある大学の研究結果によると、
「頭の中で想像される不安な出来事は、96%の確率で実際には起こらない」
と言われています。

- 公務員を辞めたいけど転職先は見つかるだろうか…
- お金のやりくりとか…大丈夫かなぁ
という不安も、基本的には起こりません。
自分の感情に素直に生きましょう◎
あなたが公務員を辞めたいと思った理由を言語化しよう

公務員を辞めたい理由を7つに集約して紹介しましたが、あなたが公務員を辞めたい理由はこの中にありましたか。
ここで一つやっておきたいことが、タイトルにあるとおり
公務員を辞めたいと思った理由を言語化しよう
ということです。
冒頭でも触れたように、普通退職者は全体の約3割ということで一定数いることは事実ですが、やはり「公務員」というのも簡単になれる職業ではありませんでしたよね。
次の章で詳しく触れますが、「公務員を辞める」という決断は思った以上に重大な決断です。
決断を誤らないためにも、あなたが公務員を辞めたいと思った理由を、冷静になってしっかり紙に書き出すなどして整理してみましょう!
公務員を辞めるという結論を出す前に考えて欲しいこと【後悔しないために】

先ほどの章で公務員を辞めたいと思った理由をしっかり整理できたと思いますが、理由によってはもしかしたら辞めなくても対応できるかもしれません。
それが「激務」を理由にしている場合です。
詳しく解説していきます。
①:激務で本当にしんどい…という理由だけならば、辞める必要はないかも【異動で解決】
公務員の特性として、良くも悪くも一定周期で異動がありますよね。
私が勤めていた国家公務員一般職の場合は、基本的に毎年部署異動があります(課・係内の引き継ぎのため残留する人はいますが、それでも2年で異動します)。
地方公務員の場合は3年または4年で異動しますよね。
部署が変われば万事解決?
不幸にも、現在配属されている部署が激務で有名な部署で毎日終電で帰宅という日々を過ごしていたとしても、異動さえできたら環境は大きく変わる可能性が大きいですよね。
確かにしんどいと思いますが、激務であること(勤務時間がめちゃ長い)以外に不満に思うことがないのであれば、辞めるという決断は時期尚早かもしれません。
単純に

「今の部署から逃れたい」
というだけで、待遇に不満もなければそこはグッと堪えましょう。
異動希望を出す|どうしてもしんどければ病気休暇
選択肢として考えられるのは
- 異動希望を強くしっかり出す
- 病気休暇(療養休暇)
ですよね。
異動希望が通ることは本当にあるのだろうか…というのはさておいて、制度として使えるものは使いましょう。
同様に

本当にしんどくてもう無理だ
ということであれば、病気休暇を取得しましょう。

迷惑かかるし…それはちょっとな
と思うかもしれませんが、職員一人が抜けたところで組織は機能しますから安心してくださいw
大事なのはご自身の体・命です。
②:激務以外の理由があるなら辞めよう【異動では解決しない】
あなたが公務員を辞めたい理由が、激務以外にも様々な理由があるということであれば、それはもう異動では解決できません。
「公務員」という組織の特殊性が絡む理由だと思います。
ここで有名なフレーズを一つ紹介しますが
したことの後悔は日に日に小さくすることができるが、していないことの後悔は日に日に大きくなる
作家の林真理子さんの言葉
は言い得て妙ですね。
公務員としての働き方に疑問を感じ、
「このままではいけない」
と思ったなら行動に移しましょう!

不満を抱えたまま、公務員を辞めない決断をして定年まで公務員として働き続けますか?
組織を変えることは不可能ですが、ご自身の環境を変えることは思いの外簡単です◎
この機会は、あなただけの人生を歩むチャンスかもしれません!
円満退職するために気をつけておきたいこと3選

ここまで読み進めていただいたことで、あなた自身が公務員を辞めたい理由を言語化しつつ、公務員を辞めるという決断をしようとしているところではないかと推測しています。
それを踏まえて、次は円満退職するための具体的な注意点やアクションプランを解説していきます。
円満退職するために気をつけておきたいことは下記のとおりです。
円満退職するポイント
- 上司への報告は半年前がベター
- 退職する時期には十分注意(年度末が理想)
- 退職理由には本音と建前が必要
順番に解説していきますね。
①:上司への報告は半年前がベター
まず一つ目が報告のタイミングです。
そもそも論として、各庁各自治体で定められている服務規程があります。
服務規程の中に退職願の提出期限に関する記載があるはずです。
ひとまず服務規程のルールを確認しておきましょう!
その上で、報告すべき最適なタイミングは退職日の半年前になります。
年度末である3月31日の場合は、同年度の9月末ですので…結構早いですよね。

私の場合は11月上旬に人事係にメールで一報を入れました(年度末で退職を希望する職員を把握するための取りまとめ期限に合わせて回答)。
人事で一悶着した後、上司に事後報告する形になりましたw
②:退職する時期に気をつけよう(年度末が理想)
続いて気をつけておきたいことが「退職する時期」ですね。
あなたが退職した後の補填というのは、基本的に新規採用者を増員採用することで対応します。
そのため来年度の人事異動のことを踏まえると、新規採用者の採用段階で退職の意向を伝えておくのがマナーと言えますよね。
つまり、年度末以外で退職することになると純粋に一人欠員が生じ、どこかの部署(ご自身が所属していた部署かもしれません)にしわ寄せがいくことになります。
どこまでいってもご自身の意思が最優先
いってしまえば病気休暇も一人欠員するのと同義ですから、そこまで気にする必要はありません。
ただ、年度途中の退職は結構目立ちますよね…。
実際問題

もうこっちは限界をとっくの昔に越えてるんだよ!
という場合はなりふり構わず退職の意向を伝えましょう。
奥の手は退職代行サービス
仮に
- 退職の意向を伝えても応じてもらえない(そんなことはないと思いますがが)
- なかなか言い出せなくて困っている
のであれば、退職代行サービスを利用しましょう。
今は各種退職代行サービスが充実しているので、

どうにもならん!
という場合は利用を検討しましょう。
有名な退職代行サービス
- 退職代行オイトマ:労働組合が運営していて、業界相場よりもお値打ち価格
- 退職代行ネルサポ【ネルサポート】:退職代行成功率100%。退職完了までコミコミで追加料金は一切不要
- 円満退職を代行【退職代行ニコイチ】:Yahoo!などの大手メディアで紹介実績あり
③: 退職理由には本音と建前が必要
ご自身が思う組織への不満や上司への悪口など、退職の本当の理由を盛大にぶちまけてもらって大いに構いません。
ですが、ここはあくまで「円満退職のために気をつけること」ですので、最もらしい理由で上司に報告しましょう。
不平不満ばかりを並べ立てるのではなく、できる限りポジティブな退職理由に変換して伝えることが重要です◎

ちなみに私は事務局長、事務局次長、人事課長の前で「この仕事を向こう30年も続けるのは無理だ」とはっきり伝えましたw
退職までの具体的な流れ

円満退職するにあたって気をつけるべきことは理解していただけたかと思いますが、退職までの具体的な流れも気になりますよね。
ざっとまとめるとこのような感じです。
退職までの流れ
- 退職の意思を伝える
- 退職届を出す
- 告知が出てから他の職員に伝える
- 業務の引き継ぎを行う
- 有給を消化する
- 備品の返却
- 退職時の各種書類受け取り
注意点などは特にありませんが、強いて言えば、他の職員に退職する旨を伝えるのは告知(内示)が出てからにしましょう。
余計な詮索をされることはないと思いますが、退職するという事実を知らないままの方が業務を円滑に進めやすいでしょうし、職場のモチベーションに影響を及ぼす可能性も否定できません。
加えて、有給を消化するにあたっても、その期間は部署内で業務や人員の調整が必要になります。
私自身、有給が35日ほど残っていましたが、調整がうまくいかずに全日使い切ることができませんでした。
「さすがに申し訳ないな…」
と思う方もいるかもしれませんが、有給の取得は権利なので堂々と行使しましょう!
転職活動を進める上での注意点3つ

今までの記事をお読みいただいて分かるように、退職の意思は退職日の半年前くらいに伝えられるとベストです。
ということは、それまでに次の働き先=転職先などが見つかっている必要があるというわけですね。
公務員からの転職活動はかなり前倒しで動く必要があります。
それでは、この章では転職活動を進める上での注意点を3つに絞って解説します。
結論を先にまとめておくとこちらですね。
転職活動を進める上での注意点
- 在職期間中に進めよう
- ばれないように進めよう
- 譲れない条件を明確にしておこう
順番に解説します!
①:在職期間中に進めよう
年度末の円満退職を叶えるために在職期間中に転職活動をするとなると、その年度の6月頃から動き出す必要がありますね。

「そんな時期から動き出すのか…」
と思うかもしれませんが、在職期間中に転職先を見つけることの最大のメリットが「給料がもらえて金銭的な心配はしなくて済む」から。
公務員は失業保険がもらえない
私自身知らなかったんですがw
公務員は失業保険の適用がありません。
つまり、次のアテがないまま退職をすると、基本的に無収入になります。
その点を踏まえると、在職期間中に転職先を見つけておくことを強くおすすめします。

私の場合はそれなりに貯金をしていたので、フリーランス独立してもなんとかなりました。
先に退路を断つというパターンも

必ず今年度に退職するんだ!
という決意が固ければ、転職先が決まっていようと決まっていなかろうと、9月末時点(退職の半年前)で退職の意向を先行して伝えてしまっても良いでしょう。
「引くに引けない状況を作って自分を奮い立たせる」
のも一つの手段です!

私の場合は退職の意向を伝えるのが先行していました!
その後、必死でプログラミングの学習をしてなんやかんやで今に至りますw
②:ばれないように進めよう
退職の意向を伝える前の段階で、水面下で転職活動を行います。
転職活動をすること自体は個人の自由ですが、他の職員からすると快く思わないかもしれませんし、最悪の場合は就業規則に触れる可能性もあります。
転職活動を進める中でいろんな悩みや苦しみもあるため、同僚などに相談したいかもしれませんが、それも控えましょう。
噂話はすぐに広まるというのが公務員の悪しき習慣ですからねw
転職先が決まるまでは常に自分と対話しながらグッと耐え忍び、転職が決まった段階で上司への報告をするのがスマートです。

後で詳しく解説しますが、転職活動するにあたっては転職エージェントを活用しましょう!
転職のプロですし、相談相手としても申し分ないですよ◎
③:譲れない条件を明確にしておこう
公務員を辞めたい理由は言語化されていると思いますから、その中でも必ず避けたい条件を決めておきましょう!
つまりは、転職にあたって譲れない条件を決めるということです。

妥協せず、納得のいく転職先を見つけるためには必須です◎
大切なのは「理想とするライフスタイル」です。
一度きりの人生を後悔しないために、理想の人生に近づける選択を取り続けましょう!
転職活動を円滑に進めるコツ3選

転職活動をする上での注意点3つを解説しましたが、最後に転職活動を円滑に進めるコツを3点まとめました。
転職活動を円滑に進めるコツ
- 転職エージェントを活用しよう
- 志望動機(見せ方)を工夫しよう
- 在職期間中にスキルを身につけよう
順番に解説していきますね。
①:転職エージェントを活用しよう
1点目に「転職エージェント」は積極的に利用しましょう!
先ほども軽く触れましたが、転職活動中は同僚などへの相談は基本的にNGです。
相談できない環境はなかなか辛いですよね…。
転職エージェントを利用することで
- キャリアカウンセリング
- 適職診断
- 企業の求人情報の提案
- 履歴書の添削や面接対策
などを全て無料で行ってくれます!
転職エージェントは転職のプロです。
困ったことがあればその都度エージェントに相談しましょう!
無料なら活用しない手はありませんし、以下に紹介する転職エージェントはサポートの手厚さに好評があるのでおすすめです。
おすすめ転職エージェント3選
- UZUZ(ウズウズ) :20代向けの転職エージェント。転職後の定職率90%超
- JACリクルートメント:最初に相談すべきエージェント。キャリア相談のみもOK
- JAIC(ジェイック):転職支援実績23,000名以上。高い内定率(81.1%)
転職エージェントによって求人情報に違いがあるので、全て登録してまずはカウンセリングを受けてみましょう!
②:志望動機(見せ方)を工夫しよう
続いてのコツが、「志望動機(見せ方)を工夫しよう」ということです。
民間企業の採用担当者としては
「なぜ安定とされる公務員を辞めてまで民間に転職を希望するのだろうか…」
という疑問が必ず頭に浮かびますよね。
つまり志望動機がとても重要◎
退職理由が職場環境や人間関係に基づくものであったとしても、ありのまま伝えるのではなく、失敗から学んだ気付きとして志望動機に盛り込むと良いでしょう。
また、公務員は「公共の利益のため」に働いているため、民間企業に求められる「利益追求」という姿勢が圧倒的に足りません。
この弱点をいかに払拭できるかが勝負のカギです◎
この点に関しては、民間企業・公務員でも関係なく必要とされるスキルを前面に押し出すしかありません。
具体的には
- コミュニケーションスキル
- PC操作に長けている
- 体力がある
- 文章力
といったところですかね◎
こういったノウハウ的なところは、転職エージェントからのアドバイスをしっかりと受けることで解決できるかもしれませんね◎
③:在職期間中にスキルを身につける
3点目に、「在職期間中にスキルを身につける」ということです。
以前投稿した記事「【完全ガイド】公務員から民間企業へ転職する方法5選を網羅的に解説」で詳しく解説していますが、転職する業界次第では在職期間中にスキルを習得することが十分に可能です。
スキルを身につけるまではいかなくても、勤務時間外に応募企業に関する分野の勉強をするなどして
「その業界への転職を希望している」
という熱意を示すことは十分可能です。
プラスに働きそうな取り得る手段は、全て実行に移しましょう!
まとめ:他人の人生を生きるのは辞めて、自分の人生を自分の手で切り開こう

いかがでしたか。
今回は
【元国家公務員が徹底解説】公務員を辞めたいと思ったら取るべき行動とは?
と題して、記事の前半では、公務員を辞めたい理由7選やあなたが本当に公務員を辞めるべきか言語化できるような内容を紹介し、記事の後半では円満退職をするために気をつけたいことや転職活動を進める上での注意点などを解説しました。
繰り返しになりすが、最も大事にすべきことは「理想とするライフスタイル」です。
あなたはどんな人生を送りたいですか?
ここまで読んでいただいた読者の方は、今の働き方にきっと満足していないことでしょう。
しなかったことの後悔は日に日に増していきます。
「〇〇しておけば良かった…」という後悔は聞きますが、「〇〇したけど後悔したわ…」っていう話はほとんど聞かないですよね?

とにかく行動あるのみです◎
今日が人生で一番若い日なので、何をするにしても遅すぎることはありません。
今回の記事が、あなたの働き方に対する悩みの整理に役立ったらとても嬉しいです!

公務員を辞めよう!
と決意したのであれば、「まずは上司に報告」ではなく、まずは次の職場を探すかスキル習得にフルコミットしましょう!
効率よく転職活動を進めるなら、転職エージェントを活用しない手はありません。
おすすめ転職エージェント3選
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- POSIWILL CAREER(ポジウィル):転職エージェントというより転職支援コンサルティング。キャリア設計の相談に打ってつけ。
まずは登録して、気軽にカウンセリングを受けてご自身の可能性を探りましょう!
おまけ:フリーランス独立も一応可能【おすすめはしない】

「公務員を辞めよう」という決断をした後に、

じゃあ具体的に次はどうしよう
となりますが、フリーランス独立も一応可能ですがあまりおすすめはしないです。
途中でも触れたように失業保険は適用されないので、退職してからは無収入という状態からスタート。
自分の力で稼げるスキルが既にあれば独立という選択を取っても問題ありません。
とにかく辞めたい!
のであればそれもOKですが、可能であれば1年分の生活費を貯蓄しておくと精神的な支えになってくれます◎

私の場合は環境を変えたいという気持ちが強かったのと、組織に所属して働くのは無理だなーって思って独立することを選びましたw
そのために在宅でできる仕事を考え、プログラミングを学習してホームページ制作が請け負えるようになりました。
独立を視野に入れたおすすめの転職先として、「【公務員から転職するならこれだ】おすすめの転職先3選を元国家公務員が解説」が参考になると思います。
興味のある方はこちらもご覧ください。
最後までご覧いただきありがとうございました。
それではまた。