公務員から独立

【公務員からフリーランスに転身して6ヶ月】失敗から発見を見出す毎日

2021年10月12日

今回の記事は

悩むブル
  • 公務員からフリーランスになるってどんな感じ?
  • フリーランスとして実際にどんな働き方・ライフスタイルを送っているの?
  • どうやって生計を立てて、何を仕事にしてるの?

このような疑問にお答えしています。

この記事を書いている人

国立大学卒業後、住宅販売の営業職に就職したもののブラック環境が耐えられず逃げるように退職。
その後フリーター期間を経て、「安定」を求めて国家公務員一般職として7年間勤務。
2021年4月からフリーランス独立して6ヶ月が経過しました。

今回はタイトルにあるとおり「【公務員からフリーランスに独立して6ヶ月】失敗から発見を見出す毎日」と題して、

✅稼ぐスキル0
✅顧客0

の状態でフリーランス独立してからの半年間を、実体験をもとに紹介します!

記事前半では、フリーランス独立してから、どんな毎日を送っているのか、どのようにして生計を立てているのか(仕事内容)について解説し、記事後半では、これからの展望などについてまとめました。

masatoshi

結論としては、フリーランスは大変だけど独立して本当に良かったですし、刺激的で充実した毎日を過ごしています◎

公務員からフリーランス独立する人

なんて…そうそういないですよね。

あなたの周りにはいなくても、ネットで検索すると、ぼくと同じようなキャリアを選んだ人が一定数います◎

  • 現在公務員として働いているけど、仕事や人間関係に悩んでいる
  • フリーランスという働き方に興味はあるけど、イメージが湧かないし自分がやっていけるのか不安

という方は、是非最後までご覧ください!

2022年4月30日追記
現在もフリーランスとして活動しており、最高月収は60万円を突破しました(瞬間風速的に)。
フリーランスとして活動した一年間を振り返った記事も書いているので、興味のある方は「【フリーランス1年目のリアル】30歳公務員がフリーランスに|会社を辞めたい方必見」をご覧ください。

【公務員からフリーランスに独立して6ヶ月】失敗から発見を見出す毎日

Photo by Sarah Pflug from Burst

まずはじめに、公務員からフリーランス独立して

  • 毎日の生活やライフスタイルにどのような変化があったのか
  • 心境の変化などはあったのか

について深掘りしていきます。

①どんな毎日を送っているのか|ライフスタイルの変化について

公務員時代(最後の年度)の一日の流れはこんな感じ👇

  • 毎朝6時前に起床
  • 電車&徒歩で片道1時間30分ほどかけて通勤(Door To Doorで合計3時間)
  • 8:30〜17:15が定時
  • 残業は平均1時間30分(18:40前後に退庁)
  • 帰宅は20時前後
  • ささっとご飯食べて一息ついたら21時過ぎてる
  • シャワー浴びてなんやかんやで23時

会社のために捧げる時間が朝6時から夜8時ですから…合計14時間ですね。

拘束時間が長すぎて嫌になったのも、フリーランス独立をしたいと思った理由の一つです。

なお、「【元国家公務員が徹底解説】公務員を辞めたいと思った時にとるべき行動とは?」の記事内で、ぼくが公務員を辞めた理由に関して深堀りしています。

興味のある方はご覧ください◎

一方でフリーランス独立してからの生活は

  • 6:30 起床→メールチェックしつつ、今日やることを書き出す
  • 7:00〜 午前の部スタート
  • 12:00〜13:30 昼休憩(自炊、その後昼寝)
  • 13:30~17:30 午後の部スタート 
  • 以後、筋トレかランニング
  • 夕食後:YouTube、読書、メルマガなどで情報収集や勉強

起きる時間と寝る時間はそんなに変わっていませんが、通勤時間がない分、時間を有効活用できています。

作業時間が結果的に毎日9時間という計算になっていますが、好きでやっていることだし、自分の意思でやってるから時間の長さは気になりません◎

フリーランスになって良かったこと

公務員からフリーランス独立して良かったことは

  • 全て自分のスケジュールで動ける
  • 妨げられるものがない
  • 好きなこと(苦ではないこと)のために時間を使うから、どれだけでも頑張れる

の3つにまとめられます◎

デメリットとして言い換えるなら

何をするにしても全部自己責任

ではありますが、自由を獲得するからにはそれくらいの代償はつきものではないかと。

全て自分の思うままであるからこそ、時間を有効に使えるし、毎日の充実度は半端なく高いです。

なんたって、通勤時間は0秒ですからねw

通勤電車内で読書はできるかもしれないけど、別にそれは家でもできます。

当時は

「電車内の時間を有効に使えばいい」

と思ってましたけど、時間の使い方を根底からチェンジできたのは、自分の中でかなりデカいです。

masatoshi

長時間作業してるようにみえますが、仕事とプライベート(遊び)の区別がないので全く苦になりません。
メリハリという意味ではあまり良くないのかもしれませんが、現在の駆け出し時期はこうした働き方で問題ないと思っています◎

人生で最も大事なのはお金じゃなくて時間

公務員時代は、仕事のために毎日14時間(6:00〜20:00)を捧げていました。

睡眠時間を7時間と仮定すると、残り3時間。

20時に帰宅してから、「ご飯食べてシャワー浴びる時間」を1時間30分と仮定したら…残り1時間30分。

つまり、自分のために使える時間(可処分時間)は、最大でも1時間30分ほど…。

masatoshi

これでは何もできない笑

先ほども軽く触れましたが、

時間という最も貴重な資源を有効活用できない・支配される時間が長すぎる

という点に大きな違和感があったのも、公務員を辞めてフリーランス独立しようと思った大きな理由です。

自分の人生を自分でデザインする余地が全くないというのは…生きた証を残せる余白がないですよね。

「組織に拘束され続けた人生」を送るのが自分の人生、なわけもなくて。

人生で最も大切な仕事は、「思い出づくり」です。

死ぬ時に、墓場に持って行けるのは思い出だけ。

masatoshi

「やらなかったことへの後悔は日に日に大きくなり、やったことへの後悔は日に日に小さくなる」と言われているように、「好きでもない仕事」に奪われる時間をなくすのが急務でした◎

フリーランスになってからは朝型の生活リズムはそのままに、17時過ぎまではコアタイムとして頑張る。

そして、残り時間は基本的にフリー。

土日も関係なく、毎日同じ生活リズムで過ごしています◎

これも、「苦じゃない」が故にできてしまうことだと思っていて。

「丸一日休む」ことで逆に日々のリズムが狂いそうだし、駆け出しであるからこその「不安」が大きいのは否めません。

ここまでをまとめると、公務員を辞める前後で

  • 毎日の生活リズム自体に大差はない
  • 「自分の意思で行動できていることへの満足感や充実感」で溢れている
  • 「丸一日休む」という感覚はほぼなくなった(「一日の中で休憩する時間を取る」という感覚が強い)

こんなところでしょうか◎

②何をして生計を立てているのか(仕事内容)

ライフスタイルの変化について紹介しましたが、続いては仕事内容を紹介していきますね。

ぼくは主にWeb系の仕事をしていますが、具体的には「Webサイト制作」を請け負っています。

どこで仕事を見つけるの?

という疑問が浮かぶかもしれませんが、いわゆる「クラウドソーシングサイト」で募集されている案件に応募して、クライアントさん(案件)を獲得しています。

有名なクラウドソーシングサイト(プラットフォーム)は

があります。

そのほかにもSNSで

masatoshi

フリーランスとして活動するようになりました〜

という近況報告をしたことで、Webサイト制作のお話をいただけたこともあります。

このようにしてWebサイト制作案件を受注してきましたが、独立してから半年間で納品したWebサイトは合計8サイトでした。

これを多いと捉えるか少ないと捉えるかは判断が難しいところですが、毎月少なくとも1サイトは作っていたという計算になります。

ぼくは、元々プログミングができたわけではなく、「公務員を辞めるぞ!」と決断したタイミング(2020年11月)からプログラミングの勉強を始めました◎

フリーランス独立するまでの猶予期間はおよそ半年。

今ももちろん勉強していますが、退路を絶った状況というのも相まって、今もなんとかやれているのかなーというところです。

ぼくが在職期間中にどうやってプログラミングを学んだかについては、「公務員がプログラミングを学ぶべき3つの理由【副業収入5万円を目指そう】」で詳しく紹介しています。

興味のある方は、この記事の内容に沿って勉強してみましょう!

③これからの展望

ここまで

  • 公務員からフリーランスになってみたライフスタイルや心境の変化
  • 具体的に何をして生計を立てているのか

について解説してきました。

これらを踏まえてこれからの展望として

  • どんな仕事をしていきたいのか
  • どんな人生を送れるようになったら幸せなのか

についてをまとめていきます。

Web制作を基点にした横展開は必須

先ほども書いたように、今はWebサイト制作一本で生計を立てている(実際は大赤字なので貯金を切り崩しながらの生活)わけですが、これからは

  • Webサイト制作後の集客/特にWeb広告運用
  • ブログ運営
  • Webライター

などにも挑戦しながら、収入の柱を複数持てるような努力をしていきたいと考えています。

「Webサイト制作」は、いわゆるWeb集客のほんの入り口に過ぎないところですよね。

作ったはいいけど、アクセスが集まらなかったら正直意味がない。

作って終わりでは、なんとも悲しい。

クライアントさんとの関係性も途切れてしまう、というのがWebサイト制作「しか」請け負えない悩みと言えます。

結局、「クライアントさんの売上への貢献度合い」をどれだけ上げられるかが肝です。

Webサイトを作った後も継続的にお付き合いできるような仕事として、「Web広告運用」への横展開を視野に◎

masatoshi

「Webサイト作れます!」ではなくて、「Webサイト作って集客もできます!」って提案できた方が、クライアントさんも助かりますよね。

業務範囲を広げながら、Web系の仕事を横展開していく」というのが目下の目標ですね。

業務範囲を広げられたかどうかは、「【フリーランス1年目のリアル】30歳公務員がフリーランスに|会社を辞めたい方必見」で紹介しています◎

少労所得の仕組みを少しずつ作っていきたい

あとはブログを運営することで、過去の自分と同じように、

  • 公務員してるけどなんかもやもやしている
  • 副業禁止と言われて困っている

人の悩みを解決できるような記事・コンテンツを作っていきたいです。

つまるところ、毎日コツコツ積み上げるに限りますね。

一日で人生なんて変わるわけがないし、早くて半年、基本的に年単位ではないでしょうか。

masatoshi

「変化を楽しむ」くらいの気持ちがちょうど良さそうです。

「公務員とブログの相性の良さ」については、「【元国家公務員が語る】公務員こそブログをやっておくべき3つの理由」で解説しています。

まとめ|「失敗=うまくいかない方法を発見する毎日」が刺激的

Photo by Brodie Vissers from Burst

いかがでしたか?

今回は、

【公務員からフリーランスに独立して6ヶ月】失敗から発見を見出す毎日

と題して、公務員を辞めてフリーランス独立した私が、独立後の半年間をどんな風に過ごしてきたのか、何してたのかを余すところなく紹介しました。

現状は貯金を食い潰す日々で、ジリ貧な状況であることに間違いないですし、フリーランスになってからというのは、それは本当に失敗の日々です。笑

公務員をやってたもんだから営業のスキルなんてないし、商談の仕方も変だしよく分かんないし、請求書も作ったことないし、メールのやりとりもなんか不自然笑

クラウドソーシングサイトで提案しても返信がこないのは当たり前。

返信が来てもテンプレートのお断りメッセージ。

masatoshi

「うまくいったなー」って思うことはまずないですねw

でも、「失敗=発見」じゃないですか?

  • このやり方ではだめなんだ
  • 次はこういう言い回しが響くんじゃないのか?

といったかんじで、失敗を「仮説と検証のための発見」と捉えられると、無限に成長できる気がしますよね◎

masatoshi

実感はありませんが、この半年間で学べた内容や経験の濃さは、人生で一番だと自信を持っていえます!

極論、「今日を生きてたら幸せ」なんですけど、もう少し欲を言えば「今日を満足して生きることができたら、もっと幸せ」なのかなーと。

その点、成長を実感できたり、たくさんの経験を積めるというのは、幸せな状況なのではないかと個人的には思っています。

このブログを読んで、何か行動するきっかけにでもなったらとても嬉しいです。

「フリーランスになる」と一言で言っても、具体的に何をしたらいいのかよく分かんない

という方は、「誰でも分かるフリーランスの始め方|必要な手続きや開業準備を徹底解説」をご覧ください。

フリーランスになるにあたっての注意事項や、知っておきたい社会保障や年金制度、お得な給付金関係、登録すべきサービスなどをまるっと解説しています。

本記事をきっかけに、あなたの行動のきっかけになれば幸いです◎

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