公務員|フリーランス

誰でもわかるフリーランスの始め方|必要な手続きや開業準備を徹底解説

2022年4月10日

悩むブル
  • フリーランスの働き方が気になるけど…具体的に何から始めたらいいんだろう
  • フリーランスになるにはどんな手続きや準備が必要なんだろう
  • フリーランスになる前にやっておいた方がいいことはあるのかな

このような悩みを解決できる内容を用意しました。

SNSなどを見ていてもフリーランスとして働く人が着々と増えつつある印象はあるし、

フリーランスの働き方に憧れなどを抱くことはあっても、

具体的に何をしたらいいのかまではよくわかりませんよね。

わたしも当時は仕事を獲得するためのスキルを磨くことはしていましたが、

手続きとして何を準備したらいいのかと言えばあまりよく分かっていませんでした。

「保険と年金の切り替えはしないといけないんだよぁ」

くらいの認識で…。

このような悩みを解決できるよう、今回は

「誰でもわかるフリーランスの始め方|必要な手続きや開業準備を徹底解説」

と題して、

この記事どおりに準備しておけばフリーランスの始め方は完全網羅できるじゃん

と思える内容をまとめました。

記事の前半では

そもそもフリーランスってどんな働き方をする人なのか、フリーランスのメリットデメリットを紹介し、

記事の後半では

フリーランスの始め方を「手続き編」、「仕事環境の整備編」、「仕事探し編」に分けて紹介します。

さらに

についても紹介しているので、ぜひ最後までご覧ください。

「フリーランスの働き方やメリットデメリットはいいから、はやくフリーランスの始め方を知りたい」

という方は「フリーランスの始め方」からご覧ください。

実際にフリーランスとして独立したわたしが、

当時の記憶と実体験をもとに、順序立ててフリーランスの始め方をわかりやすく解説しています。

  • これからフリーランスになろうとしている方
  • フリーランスとして独立して間もない方

は、ぜひ今回の「フリーランスの始め方マニュアル」を参考にしていただけたら幸いです。

それでは参りましょう。

そもそもフリーランスって?どんな働き方をする人?

コロナウイルスが蔓延したこともあり、働き方改革が強制的に進んだこともあいまって

近年フリーランスを目指す人が増えていますが、そもそものフリーランスの働き方を簡単に紹介します。

フリーランスの定義

「フリーランス」とは、会社など特定の組織に所属せず、個人で仕事を請け負う働き方のことです。

依頼を受けた仕事に対して成果物を提供し、報酬を受け取るというとてもシンプルな仕組みですね。

個人のスキルが物をいう世界ですので、

自身の経験や特技をそのまま活かせるという点から

さまざまな分野にフリーランスが存在しています。

あらゆる業種・業界において、会社としてではなく「個人」として契約して仕事を受注していれば、

それは「フリーランス」として働いているということになります。

今勤めている会社において、通常は「雇用契約」を結びますが、

それを「業務委託契約」として結び直すことで、

「フリーランス」として働くというケースも増えているようです。

そうすることで、会社としては保険や税金の負担をする必要がなくなり、

個人としては複数の仕事を掛け持ちできるというメリットがあります。

フリーランスと個人事業主の違い

個人で仕事をしている人の総称として、「フリーランス」以外に「個人事業主」を聞いたことがあるのではないでしょうか。

これらの違いって、なにかわかりますか?

フリーランスは、特定の組織や団体と雇用関係を持たずに(雇用契約を結んでいない)、

個人で仕事を請け負う「働き方」を意味する言葉です。

その一方で個人事業主は、

「その事業を法人ではなく個人で行う者として税務署に開業届を提出している人」

を指します。

個人事業主は要するに「税法上の区分」のことで、個

人事業主であっても働き方はフリーランスですし、

一人起業する働き方もフリーランスということですね。

フリーランスのメリットデメリット

フリーランスがどのような働き方を指すのかは先ほどまとめたとおりですが、

続いてフリーランスのメリットデメリットをそれぞれ5つずつ紹介します。

フリーランスになる前にメリットデメリットをしっかり理解し、

本当に自分はフリーランスになりたいのか

をよく考えましょう。

会社員として働いていた方がよかった、というケースは避けたいですからね。

フリーランスのメリット5選

この5つがフリーランスのメリットです。

  • 働く場所、時間を選べる
  • 努力した分だけ収入に反映させられる
  • 無駄や効率を省いて好きなように仕事ができる
  • 人間関係が比較的楽チン
  • 仕事の根底に自分の興味関心がある

それぞれ順番に解説します。

①働く場所、時間を選べる

最初に思いつくのが

「働く場所、時間を選べる」

ではないでしょうか。

柔軟な働き方を実現できると、人生の自由度や選択肢がかなり広がりますからね。

そのためには専門的なスキルが必須ですし、

パソコン1台またはスマホだけでできる

という業務を扱える必要がありますね。

②努力した分だけ収入に反映させられる

会社員として働くと、どれだけ時間を捧げて優秀な成績をおさめたとしても、

給料に反映されるのはすずめの涙

なんてことはよくある話ですよね。

フリーランスはクライアントの数に上限はありませんし、

チーム化して大型案件を受注することができれば、

収入の上限は青天井といっても過言ではありません。

努力と収入が比例しやすいのは大きなメリットではないでしょうか。

③無駄や効率を省いて好きなように仕事ができる

組織として仕事をしていると、さまざまな資料を作成したり内部の稟議をとおすための資料を作成したり、

業務のマニュアルがきっちりと整備されていることも多いですよね。

正直めんどう…

と思っている人も多いのではありませんか?

フリーランスとして働くと結果が全てです。

やり方は我流でOK。

大事なのは成果物のクオリティです。

仕事に効率性を求める働き方をしたい方はフリーランスが向いているでしょう。

④人間関係が比較的楽チン

フリーランスとして働くと、関わる人の絶対数が一気に減ります。

会社員として働いていると

「この人…仕事しづらいんだよな」

などと思っても対策を施しようがないですが、

フリーランスであれば継続的に仕事をしなければいいだけです。

「仕事を選べる」というニュアンスにも近いですが、

  • 自分にとって居心地の良い
  • 仕事しやすい人と仕事ができる

というのもフリーランスのメリットです。

⑤仕事の根底に自分の興味関心がある

ここで一つ質問ですが、

  • あなたは今の仕事は好きですか?
  • お金のためだからと渋々ながら仕事をしていませんか?

一日の8時間ほどを会社で過ごすのに、そんな働き方をしていては人生の無駄遣いだ

と思ってわたしは独立を決意しましたが、

「好きを仕事にする」まではいかなくても「興味関心がある」と

仕事のモチベーションも大きく変わりますよね。

自身の価値観や得意なこと、苦じゃないこと、理想とするライフスタイルなどを言語化し、

好きや得意を活かせる分野で働く方が人生の満足度も上がるのではないでしょうか。

フリーランスのデメリット5選

続いてフリーランスのデメリット5選はこちらです。

  • 安定した収入を継続させるのが難しい
  • 仕事を自分で取ってこないと何も始まらない
  • 組織という後ろ盾はなく、全てが自己責任
  • 働く時間に際限がないし自制心は必須
  • 相談相手がいなくて孤独になりがち

順番に解説します。

①安定した収入を継続させるのが難しい

「フリーランス=収入が不安定」

と考える人も多いのではないでしょうか。

これも間違っていませんが、

「安定した収入を継続させるのが難しい

といった方が正しいかと思います。

フリーランスのメリット②でも書いたように、収入の上限は仕組み次第では青天井です。

クライアントの数が増えれば、

会社員時代より給料が多い

なんてこともザラにあります◎

クライアントの数が1社しかないのであれば確かに収入は不安定ですが、それは会社員も一緒ですよね。

今勤めている会社との契約が解除になったら収入のアテはなくなります。

安定した水準の収入を確保し続ける難しさがあることは事実ですね。

②仕事を自分で取ってこないと何も始まらない

会社員として働いていると仕事は勝手に降ってきますが、

フリーランスは仕事を取ってくるところから全て一人で行わなければなりません。

受動的な姿勢では何も始まらないので、

フリーランスとして独立するなら「行動し続ける」必要があります。

③組織という後ろ盾はなく、全てが自己責任

会社という看板はないですし、上司が責任を取ってくれるわけでもありません。

フリーランスはどうしても社会的に弱い立場になりがちなのもありますが、全て自己責任です。

全ての行動の責任を背負うのはちょっとな…

という方は、フリーランスになると苦労するかもしれません。

ですので

  • 自分の決断に責任を持てる
  • 「自分という商品」を強く持てる人

は、フリーランスとしての働き方が向いていると思います。

④働く時間に際限がないし自制心は必須

セルフマネジメント能力とも言えますが、一日24時間、いつどのように働こうが自由である反面、

ふと気がつくとセルフブラック状態になっていることもあります。

頑張るも頑張らないも全て自分で決められるので、

自らを律するメンタルは必須です。

また、心身ともに健康を保つことが非常に重要です。

フリーランスほど「体が資本」があてはまる働き方はありません。

自分をコントロール・マネジメントできる能力

も非常に大切です。

⑤相談相手がいなくて孤独になりがち

フリーランスとして働く人が増えているとはいうものの、

あなたの周りにフリーランスとして働いている人はどれくらいいますか?

おそらくほとんどいないのではないでしょうか。

そうなると、同じ境遇の人同士で情報交換したり、

似たような悩みを抱えている人はいないのか、

直面したピンチをどう乗り越えるかなど、

身近に相談できる相手がいないというのもフリーランスのある種デメリットです。

関わる人の絶対数が減るので人間関係は楽になりますが、家で作業し続けると孤独にもなります。

会社に対して「コミュニティとしての機能」を求めている人にとっては、

フリーランスとして独立した後の人間関係の希薄さに寂しさを感じるかもしれません。

フリーランスになるために必要なこと

フリーランスのメリットデメリットを紹介しましたが、これらを踏まえてフリーランスになるために必要なこと、必要な心構えをまとめました。

それがこちらです。

フリーランスに求めれられること

  • 専門的なスキル:組織の看板を借りることなく、個人の力で働く場所を選ばずに仕事ができる
  • 営業スキル:仕事をとってこないことには何も始まらない
  • 人脈:人脈の広さが仕事獲得のしやすさに直結
  • 家計管理能力:支出を最低限に抑え、事前に貯金をしておくことは精神衛生上も非常に大切
  • 強めの責任感(自己責任の姿勢):全て自分で考えて行動するしかない
  • 適度な楽観主義:「まあ、なんとかなるっしょ」くらいのメンタルが最強

フリーランスの仕事例

フリーランス白書2021

続いてフリーランスが多いとされる職種や、未経験からでも始めやすいスキルについて紹介します。

グラフを見てもわかるように、エンジニアやライタークリエイティブ系や通訳として働いている人がフリーランスの割合として比較的多いことが分かります。

エンジニアの場合、契約形態を雇用契約ではなく業務委託契約として、会社に常駐する形で仕事をすることが多いです。

もちろん在宅・フルリモートで働くことも可能です。

ライターに関してはパソコン1台あればできる仕事ですから、

フリーランスとしても非常に始めやすいと言えます。

未経験からでも始めやすくフリーランスに向いているスキル3選

現在は会社員として働いているけどフリーランスとして働きたい。だけど私にはそんなスキルがない…

と思っている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

そのような方におすすめな、未経験からでも取得できる3つのスキルを紹介します。

それが

  • ライター
  • Web制作・Webデザイン
  • 動画編集

です。

順番に解説しますね。

①ライター

企業が運営しているWebメディア、個人が運営するブログ、各種コラム、ECサイトの商品説明など、

あらゆる場面でライターが活躍しています。

先ほども書いたように、パソコン一台あればいつでも作業を始められるのが最大の魅力です。

報酬の仕組みが「文字単価制(「1文字1円など)」なので、この点は時給労働に近いと言えます。

後ほど紹介するクラウドソーシングサイトには、Webライターの案件募集が沢山されているので、

その中でどのようなジャンル、報酬単価なのかを一度見てみると

参入のしやすさや求められるレベルの参考になりますよ。

②Web制作・Webデザイン

世の中には400万を超える会社があり、それだけWebサイトが存在しているといっても過言ではありません。

また商品PRに特化したLP(ランディングページ。一枚ものの縦長のページ)も無数に存在しています。

これらを制作するスキルがWeb制作・Webデザインスキルです。

こちらもパソコン1台あれば始められるのが特徴です。

報酬単価は、クラウドソーシングサイト上だと1件5万円くらいからで、

直接企業と契約できた場合、1件30万円から50万円という案件も非常に多いです。

学習にはある程度の時間とコストをかける必要がありますが、投下した以上のリターンが返ってくる確率はかなり高いです。

わたし自身、Web制作スキルを身につけてフリーランスとして独立したのでかなりおすすめなスキルです。

プログラミングを学ぶべき理由」はこちらの記事でも解説しているので興味のある方はご覧ください。

③動画編集

YouTubeの動画編集に限らず、TikTokやInstagramでも動画配信がされていますよね。

企業が動画広告を作成する機会も非常に増えていて、動画編集の需要は非常に高まっています。

動画編集もパソコン(やや高性能なスペックが必要)があればできるので、働く場所と時間を選びません。

まずは簡単なカット割やテロップ入れなど、YouTuberが一人でチャンネル運営しているようであれば、

そこに営業をかけるのもありですよね。

フリーランスの始め方

ここまでフリーランスの働き方やメリットデメリット、おすすめスキルを紹介してきましたが、

ここからはフリーランスの始め方を具体的に解説します。

決して難しいことは何もないですし、書類さえ用意してしまえば手続きは一日で終了します。

これから紹介する内容をしっかり押さえてフリーランスの準備を済ませ、

仕事獲得のために全力を尽くしましょう!

フリーランスの始め方【手続き編】

まず初めに「手続き編」ということで、役所に提出する書類や手続きを紹介します。

書類の作成は無料ソフトで簡単に作れるので安心してください。

ちゃちゃっと手続きしちゃいましょう。

①厚生年金から国民年金に切り替え

会社に勤めていた人の場合は厚生年金に加入していますし、公務員だった人は共済年金に加入しています。

フリーランスとして働く場合は、国民年金に切り替える必要が。

国民年金の保険料は全国どこでも統一されていて、月額約16,000円。

まとめて払うと割安になったりしますし、後ほど紹介しますが国民年金の支払いの免除を申請することも可能。

手続きは退職後14日以内にすることとされています。

現在お住まいの市役所・区役所に、

年金手帳、身分証明書、印鑑、前職の勤務先と退職日を証明する書類(「退職者証明書」みたいな名前の書類が会社からもらえます)

を持参しましょう。

何を持っていけばいいか不安な方は、事前に役所に電話して確認しておくと間違いないです。

②会社の健康保険から国民健康保険に切り替え

年金同様、会社を退職した場合は会社の健康保険から国民健康保険に切り替える必要があります。

保険証を切り替えないと、病院に行った時に全額自己負担となるので注意が必要です。

日本の制度上「国民皆保険」となっているので、

なにかしらの健康保険に加入しなければなりません。

国民健康保険は自治体によって金額が異なるので、この点は国民年金とは異なりますね。

また会社によっては

「任意継続組合員(名称は会社によって多少異なります)」

という、退職後2年間は前職の健康保険制度を適用できる制度も。

保険料の違いを確認し、割安な健康保険に加入するというのも一つの手段です。

③開業届の提出

続いて「開業届」ですが、実はフリーランスになるにあたって開業届の提出は必須ではありません。

ですが「青色申告」といわれる税法上の控除を多く受けられるというメリットもあるので、

フリーランスとして独立した際は早めに提出を済ませておきましょう。

確定申告の際は「白色申告」と「青色申告」の2種類があり、

白色申告の場合は10万円の控除が認められるのに対し、

青色申告の場合は最大65万円の控除が認められます。

お住まいの税務署に提出するのですが、

開業届の様式は国税庁のホームページで取得することが可能ですし、

税務署で取得してその場で記入して提出することも可能です。

なお、「マネーフォワード開業届」を利用すると無料で簡単に開業届を作成することができるのでおすすめです。

④青色申告承認申請書を提出

フリーランスになると自分で確定申告しなければなりません。

開業届の提出でも触れたように、控除額の大きい「青色申告」を利用したい場合は

「青色申告承認申請書」

を提出する必要があります。

開業届と一緒に提出してしまうのが手間も省けて便利です。

青色申告承認申請書を確認する(国税庁HP)

⑤確定申告の準備

確定申告は1月1日から12月31日までの売上や経費、控除の額などを書類にまとめて、

翌年3月15日までに提出することになっています。

会社に勤めていたときは人事担当者などが控除の計算などをしてくれていましたが、

フリーランスになると全て自分一人で行わなければなりません。

税理士に丸投げすることも可能ですが勉強にもなるので、

まずはご自身で確定申告にチャレンジすることをおすすめします。

レシートは捨てずにとっておき、可能であれば月に一度帳簿に記入できると非常にスムーズ。

会計ソフトを利用するのがおすすめで、私の場合は「マネーフォワード クラウド確定申告」を利用しています。

毎月1,000円ほどの利用料がかかりますが、

会計ソフトを導入することで経理担当者を雇ったかのような仕事をしてくれますし、請求書の発行もできてめっちゃ便利。

初月無料で試せるので使い心地を一度試してみましょう!

フリーランスとして働くなら必須ですので、会計ソフトは早めに導入しておくことをお勧めします。

覚えておこう【各種免除申請】

会社を退職したら上記の各種手続きや準備をするわけですが、

最も不安に感じるのは「お金」ではありませんか?

退職する前から仕事の目処が立っているなら問題ないかもしれませんが、

会社員時代と同等の収入を確保できる人の方が少ないはずです。

以下で紹介しているのは、申請すれば適用される可能性のある補助金などの公的制度です。

これから紹介する4つの公的制度を知らないと100万円単位で損しかねないので、ぜひ覚えておきましょう。

①年金と保険の免除

まずは国民年金と国民健康保険の免除です。

これらは切り替え手続きをする際に、窓口の人に相談してみましょう。

収入の条件や現在の預金の条件も関係しますが、審査の結果

1/2、3/4、全額免除

と認定を受けたら、支払いはかなり楽になりますよね。

期間は認定から1年間という形で、国民年金の場合は後から納付することも可能です。

収入が安定してきたら追加で納付し、将来の年金額を取り戻しましょう。

詳細は国民年金基金公式サイトをご確認ください。

②失業保険

ハローワークへ行くと申請できます。

すぐに仕事が見つかると失業保険の給付対象にならないなどの条件がいくつかありますが、

前職の収入の5〜7割ほどが失業保険として支給されるので、

生活の足しとしては十分ではないでしょうか。

詳細を確認する>>

③税金の還付申告

還付申告とは、確定申告の義務のない人が、本来納税すべき所得税額よりも納めすぎた税金の還付を受ける手続きのことです。

「なんのこっちゃ」かもしれませんが、

医療費を沢山払った人

マイホームの改修工事を行った人

年の途中で退職した(年末調整を受けていない)人など、さまざまなパターンが想定されます。

手続き自体は確定申告と同じです。

確定申告書に必要事項を記載して税務署に提出するだけ◎

なお還付申告の期限は、還付が発生する年の翌年1月1日から5年以内であれば還付申告ができます。

④住居確保給付金

詳細はお住まいの自治体に確認するのが間違いないのですが、

収入が下がってしまった人は対象になります。

支給額は市区町村ごとに定める額を上限に、

実際の家賃額を原則3か月間支給する

もので、延長は2回までで最大9か月間支給されます。

詳しくは厚生労働省のこちらのページからご確認ください。

会社員のうちにやっておくのがおすすめ

上記で紹介したのはフリーランスになってからの手続きでしたが、

ここで紹介するのは

「フリーランスになる前」

にやっておくと良いことです。

それがクレジットカードの作成と引越しです。

①クレジットカードの作成

フリーランスの世間一般のイメージとしては「収入が不安定」で、

毎月同じ額の給料が入る保証はないため、

カード会社の信用も低くなってしまいます。

ですので必要であれば、会社を辞める前にクレジットカードを作成しておきましょう。

フリーランスとして働くのであれば、プライベートの支出と事業としての支出を別で管理するのが必須です。

そのため

  • プライベート利用のクレジットカード
  • 事業用の支払い用クレジットカード

の最低2種類を使い分けることを強くおすすめします。

現時点でクレジットカードが一枚しかないのであれば、会社を辞める前に一枚作っておきましょう。

ちなみに私の場合は

を利用しています。

どちらも無料で作成できますが、楽天カードはご存知のとおり楽天ポイントが還元され、bitFlyerクレカは「ビットコイン」が還元されます。

日本円にも換金でき、有効期限がないビットコインとして還元を受けるのも悪くない選択

だと個人的には思っています。

②引っ越し

こちらも個人の信用が絡みます。

家賃の支払いが滞ってしまっては困りますからね。

フリーランスとして生き抜くためには支出を抑える努力が必須なわけですが、

一人暮らしを継続したいのであれば家賃を下げておくという選択は頭に入れておいた方が良いでしょう。

「フリーランスとして独立してから賃貸借契約が思うようにできなくなった」

という話を聞くこともあります。

引っ越しを検討している方は、会社を辞める前に済ませておきましょう。

【超おすすめ】登録しておくべきサービス3選

フリーランスとして活動していく中で、「これは助かった」というツールが3つあります。

ここではその3つのツールについて簡単に紹介します。

フリーランスとして独立するのであれば、必ず全てを登録しておきましょう。

マネーフォワード クラウド確定申告

先ほども紹介したように、確定申告をするための会計ソフトは必須です。

請求書の作成などもできるので、オンラインの専属経理担当者を月1,000円で雇うと考えたら本当に安いです。

初月無料で体験ができるので、まずは使用感を試してみましょう。

クラウドサイン

こちらはオンラインで契約書を締結できるサービスです。

契約書と聞くと、印鑑が必要だし原本を2部用意してそれぞれが保管して…

などの面倒なイメージがありませんか?

それらを全てオンラインで行うことができます◎

しかも毎月5件までは無料で利用可能

超売れっ子フリーランスでない限り毎月5件以上の契約を締結することはありませんし、

契約書をしっかり締結することで、自身の身を守ってくれる切り札となります。

ペイトナー

ペイトナーは

「ファクタリング」

という請求書の買取サービスを提供している会社です。

フリーランスとして働くと報酬が支払われるまでの長さに驚かされ、

請求書発行から2ヶ月後に報酬が支払われるのが一般的

です。

そうなると、

「今月の支払いがやばい」

なんてことになってしまうのがフリーランスあるある…。

ペイトナーを利用すると、

請求書を送付してわずか10分で現金を振り込んでくれる

という圧倒的スピード感が最大の特徴。

操作はオンラインで完結し、登録料・月額利用料はなんと0円

手数料は請求額の10%がかかるだけのシンプルな体系(同様のサービスは手数料が20%〜30%が通常)で、

借金することなく資金繰りをまわすことができるのは非常に助かります。

クライアントと支払いで揉めた…全然払ってくれねぇよ

なんて時にも利用できるので、フリーランス独立する方はぜひペイトナーの登録も済ませておきましょう。

それぞれのサービスに関して、「【使って良かった】フリーランスの仕事を楽にするおすすめサービス3選」で詳しく解説しています。

興味のある方はこちらもご覧ください。

フリーランスの始め方【仕事環境の整備編】

続いて「仕事環境の整備編」を紹介します。

①事業用口座とメールアドレス

「会社を辞める前にクレジットカードを作ってきましょう」のところでも触れましたが、

お金の入口と出口・保管場所は、プライベートと事業用で区別しましょう。

新しく事業用口座として開設する必要もありませんし、

普段使いするプライベート(生活費用)口座と分けられるなら

銀行の普通預金口座で全く問題ありません。

同様にメールアドレスも仕事用で取得し、プライベートと仕事用で分けるようにしましょう。

そうすることでメールフォルダがごちゃごちゃするのを避けられます。

gmailで新たに取得すれば特段問題ありません!

②各種ひな型

伝票や請求書、納品書など、仕事でさまざまな書類を作成しますよね。

これらは何度か紹介している「マネーフォワード クラウド確定申告」を利用すると、

サービスの一貫として各種書類が作成できます。

それぞれのひな型を都度検索すれば無料で出てきますが、その時間ももったいないので会計ソフトは導入しましょう。

③会計ソフト

確定申告の際、自作のエクセルで計算することもできますが、

確定申告書の仕組みや計算方法を理解していないと必ずどこかでミスをします。

帳簿の入力も日付で自動ソートなどできないでしょうから、会計ソフトを導入することで万事解決です。

④必要に応じて名刺

オフラインで商談するのであれば名刺はあった方が間違いないでしょう。

ですが今の時代はSNSアカウントやブログ運営などのWebメディアが名刺代わりになりますし、

LINEでQRコードを読み取りあって、SNSアカウントやブログのURLを共有すれば十分自己紹介できます。

むしろ名刺以上の情報が載っているので効率的ですよね。

フリーランスの始め方【仕事探し編】

最後にフリーランスの始め方「仕事探し編」として、

フリーランスのスタートを切るなら大きく3つの方法が挙げられます。

①知人からの紹介

最もハードルが低いのが「知人からの紹介」です。

ここで人脈が活きてきますね。

周りのフリーランスには

前職の上司から相談を受けて案件受注に至った

という人もいます。

知人からの紹介で案件を獲得するには、

まずはご自身がフリーランスになったことを知ってもらう必要

がありますよね。

そのためにもSNSの定期的な更新は必須ですし、

独立した際は近況報告をかねて、独立した旨や取り扱う業務内容などを投稿しましょう。

わたしの場合も独立してから半年以上経った後にフェイスブックのプロフィール欄を修正したことがきっかけで、

知人が働く会社のWebサイト制作を受注することができました。

②クラウドソーシングサイト

こちらも一般的な仕事獲得方法です。

「クラウドワークス」ランサーズが有名ですし、ココナラというスキルシェアサービスも有名ですね。

仕事の受発注を仲介してくれるため、契約書や報酬の支払いなどに関する余計な手続きは不要で手間は省けます。

その一方で手数料が設定されているという点や、報酬単価がかなり低いというデメリットも。

実績づくりと割り切って、クラウドソーシングサイトは早く卒業できるとベストです。

③SNS

SNSはもはやビジネスツールです。

Twitter上で案件を募集していることも。

プロフィール欄を充実させて日々の取り組みや実績などを投稿し、

ビジネスとしてSNS運用していると、DMから案件の依頼が届くこともあります。

顔の見えない相手と直接やりとりするのは不安かもしれませんが、

今の時代はZoomなどでビデオ通話も簡単にできます。

知人からの紹介をもらうためにも、SNS運用は本気で取り組んで損はないですよ。

まとめ|フリーランスのスタートダッシュを切って理想のライフスタイルを実現しよう

いかがでしたか?

今回は

「誰でもわかるフリーランスの始め方|必要な手続きや開業準備を徹底解説」

と題してフリーランスの始め方を実体験に基づき徹底解説しました。

準備そのものに大した時間がかかるわけでもなく、フリーランスになることはとても簡単です。

難しいのは

「稼げるフリーランスとして活動し続ける」

こと。

会社に頼ることなく、自分のスキルで稼いでいくのは人生100年時代を生きる上で必須の力です。

大学を卒業して60歳で退職する時代はとっくの昔に終了し、

わたしたち現役世代(30歳前後)はもはや80歳くらいになるまで

何かしら仕事をすることになるでしょう。

お金の不安を消すためには、細く長く、楽しく続けられる仕事をするしかなさそうです。

こうした仕事を見つけるには、

会社員をしているよりもフリーランスとしてフットワーク軽く活動する

方が、楽しく続けられる仕事が見つかりそうじゃないですか?

フリーランスとして独立することに興味がある方は、ぜひ前向きに検討して、

まずは自己分析しつつスキルアップに励みましょう。

フリーランスとして独立してまもない方は、手続きに漏れがないか確認し、お得な給付金や利用すべきサービスの登録をしておきましょう!

今回の記事があなたの背中を少しでも押せたら幸いです。

-公務員|フリーランス