今回の記事では
- ビットコイン投資の記事などを見ているとブロックチェーンという単語が出てくるけど、実際どんな技術なの?
- ブロックチェーンの何が画期的なの?
といった疑問を解決できる内容になっています。
何かを始める時、とりあえず「えい、やー!」で始めることはすごく大切ですよね。
経験から学べることはめちゃくちゃあります。
経験しながら分からないところや疑問が出てきたらその都度調べながら進む
これが物事の上達や理解をする上での最速ルートだと個人的には思っています。
ビットコインなどの仮想通貨・暗号資産投資に関しても全く同じことが言えます◎
そもそも業界自体がとても新しいものですし、技術も新しいものばかり。
なお、先日公開した記事では「ビットコイン誕生の歴史」についてまとめていますので、興味のある方はそちらもご覧ください。
ビットコイン自体は現在13歳ということで、まだ中学一年生くらい。
人間で例えるならこれから成長期を迎えて、どんどん成長していきそうな感じですねw
そんなビットコインなどの仮想通貨・暗号資産を語る上で切っても切れない技術が、今回取り上げる
ブロックチェーン技術
です。
「ブロック(箱)」と「チェーン(鎖)」の技術ですが、一体なんのこっちゃです笑
本連載である「今さら聞けない」シリーズの中でも、しれっとブロックチェーン技術について紹介していますが、今回改めて
- ブロックチェーン技術って一体どんな技術なのか
- どんな特徴があるのか
- ビットコイン以外にどんな使い方ができるのか
といった視点で、ブロックチェーン技術について可能な限り噛み砕きながら解説します。
ビットコインなどの仮想通貨・暗号資産投資をする上で、背景の知識や根底にある技術など、別に知らなくても投資自体はできます。
ただ、根底にある技術が分かると投資対象のさらなる理解につながりますし、投資対象への信頼・未来への期待感を自分ごととして捉えられるようになりますよ◎
ビットコイン投資に興味はあるけど得体の知れないものな気がして…
という恐怖心を取り払う助けとなる内容なので、是非最後までご覧ください。
それでは参りましょう!
【初心者向け】今さら聞けない仮想通貨-Vol.6〜ブロックチェーンってなに?〜

まずは結論から。
ブロックチェーンとは
悪意を持ってデータを書き換えようとしたり、パソコンが壊れていて正しく処理できなかったりするなどといった、信頼できない参加者がいた状態であったとしても、取引を正しく行うことができ、改ざんが非常に難しく、多数の参加者に同じデータを分散して保持させる仕組み
…ページをそっと閉じるのはもう少し堪えてくださいw
これでも噛み砕いた方ですが、ポイントを単語レベルでまとめると
- 不正(データの改ざん)がめっちゃ難しい(ほぼ不可能)
- システムがダウンすることはない
- 取引履歴がもれなく残るし、消せない
- 取引履歴(のコピー)を多くの参加者が保管している
になります。
なお本連載では
「ブロックチェーン技術」は「中央がいない自律分散型の仕組みを支える技術」
というざっくりした感じで書いていましたが、実際にはこのような特徴が挙げられます。
これを踏まえ、それぞれの特徴に触れながら①ビットコインとブロックチェーンの関わり、②ビットコイン以外のブロックチェーン技術の活用事例について紹介していきます。
①ビットコインとブロックチェーンの関わりとは?
まず初めに
ビットコインの仕組みに取り込まれているブロックチェーン技術は果たしてどんなものなのか
について触れていきます。
ビットコインは「実体を持たない貨幣」なので、データが改ざんできては困りますし、それでは使い物になりません。
まず、ビットコインのあらゆる取引は「トランザクション」と呼ばれています。
- 花子から太郎に1BTC送金した
- 太郎から次郎に0.1BTC販売した
などのやりとり一つ一つがトランザクションと呼ばれますが、ビットコインの取引は24時間365日、世界中で行われています。
トランザクションの量は毎秒単位で膨大に増えていくわけです。
そして、ビットコインの取引は
「その取引(トランザクション)の正しさ」が証明されて初めて成立する
という仕組みで成り立っています。
このとき、取引の正しさが証明されていない未承認のトランザクションは一定時間分を一つの箱にまとめて、一括して証明(承認)する仕組みになりました。
※世界中のやりとり一つ一つを承認するのは処理速度的な限界があるため
あえて「箱」という表現をしましたが、それが「ブロック」ですね◎
このような未承認ブロックに対して、以前紹介した「マイニング」による承認が終わると、新たに承認されたブロックは、今まで承認されてきたブロックの最後尾に付け加えられます。
このブロックが一本の鎖として数珠つなぎになっているので、これが「チェーン」というわけです◎
ポイントをまとめると
一定時間(ビットコインにおいては10分)の取引(トランザクション)を一つの箱(ブロック)にまとめて、ブロックの中身の正しさを丸ごと承認
👉 承認されたブロックが、今まで承認されてきた数珠つなぎブロックの最後尾に追加される
ビットコインの裏側(根底)にある「ブロックチェーン技術」というのはこんな感じでした◎
ブロックチェーン技術の4つの特徴で挙げた
- 不正(データの改ざん)がめっちゃ難しい(ほぼ不可能)
- システムがダウンすることはない
- 取引履歴がもれなく残るし、消せない
- 取引履歴(のコピー)を多くの参加者が保管している
を「通貨」の中に仕組みとして取り入れることで、貨幣の発行母体(中央銀行)が存在しなくても管理できる体制を作ってしまったのが革命的といわれるところです◎
ここからさらに
ブロックチェーン技術のここがすごいんだよ
ということで、4つの特徴についてもう少し解説していきます。
…込み入った内容なので、興味ない方は「まとめ」まで進んじゃってくださいw
①不正を働けなくする暗号化技術「ハッシュ」
ここで新たな単語が出てきます、その名も「ハッシュ」。
先ほど、
「ブロックの中にトランザクション(取引内容)を一定時間ため込む」
と書きましたが、取引内容がそのまま書かれていたら(「花子から太郎に1BTC送金した」のような、少なくとも英語だけど)、数字や対象者の名前の書き換えができてしまいますよね。
そんなザルのようなやりとりでは困ります。
そこで登場するのが「不正を働けなくする暗号化技術」である「ハッシュ」です。
すごく簡単な言い方をすると
AからBにすることはできても、BからAにすることはできない
で、具体的に言うなら
「花子から太郎に1BTC送金した」という言葉(A)をハッシュ関数で計算して64桁の文字列(B)に変身させても、64桁の変身した文字列(B)から「花子から太郎に1BTC送金した」という言葉(A)は割り出せない
というもの。
ハッシュ関数には「不可逆性」という性質があるというのが特徴です◎
へぇ〜そうなんだ〜、ふーん
で全然OKですw
このようにして、頭の良い人たちが考えた暗号化技術(処理)があるおかげで、一度暗号化された取引内容(トランザクション)は改ざんができない仕組みが組み込まれていました。
「①ブロックチェーンはデータの改ざんが(ほぼ)不可能」というお話でした◎
②インターネットに接続されたコンピュータ同士を直接結んでデータを送受信するP2P方式
さらに新たな単語を登場させてしまいました、P2P。
P2P:Peer to Peer
の略で、
「複数の同等なコンピュータが1対1で直接通信を行う方式」
といったり、
「個々のユーザー同士をネットワークで結んで直接データをやりとりする方式」
などといったりします。
何がいいたいかというと、
個々のユーザー(コンピュータ)間で直接データをやりとりすることで、中央のメイン組織を不在にした仕組み
がブロックチェーンで採用されているということです◎
それぞれのコンピュータには同じデータが保存されているので「システムを分散」させることができ、その結果、特定のコンピュータにトラブルがあったとしても、全体としては機能し続けられます。
難しいことを書いていますが、身近な例で言うと「LINE」などのメッセージアプリは個人間でダイレクトにやりとりしてますよね。
これと同じように、ブロックチェーンではあらゆる取引(トランザクション)をP2Pで管理しているというわけ◎
あらゆる取引を複数のコンピュータに同様に保存させることで、とあるコンピュータ上で不正や改ざんなどができなくなりますよね。
改ざんしたとしても、他のコンピュータとデータが異なるからすぐにバレますw
今まで紹介してきた内容を全てまとめると、
ここまでのまとめ
- データの取引内容は一定時間、ハッシュを用いて暗号化した状態でブロックに保管
- ブロックが承認されると、数珠つなぎになっていた一本のチェーンの最後尾に追加
- チェーンデータは中央のコンピュータに保存されるわけではなく、P2P方式で複数のコンピュータに全て保存
- どこかのコンピュータでデータを改ざんしようとしても、他のコンピュータにもデータがあるからバレる
- ブロック内のデータは不可逆性があるから、取引内容は分からない
といった感じ◎
ブロックチェーン技術の素晴らしさが少しでも伝わったら嬉しい…!笑
②ビットコイン以外のブロックチェーン技術の活用事例
ビットコインにおけるブロックチェーン技術の活用方法や、ブロックチェーン技術の素晴らしさを解説してきました。
この章では、ビットコインとは関係しませんがブロックチェーン技術がどのように活用されているのかについて、簡単に紹介していきます。
こんなところにブロックチェーン
- 証券取引や保険契約
- シェアリングサービス
- 著作権の管理
- 医療サービス
- 行政手続き
このほかにも例はたくさんあると思いますが、とても幅広い分野で利活用されることが期待されています◎
2016年の経済産業省の予想では、ブロックチェーン技術が影響を及ぼす市場規模は「67兆円」とのこと。
ちょっと何言ってるかわかんないですけど
ってくらいの数値ですが、それだけ可能性を秘めているというわけです◎
「取引の正しさを超絶クリーンに証明できる仕組み」
なので、過去に問題となった財務省の公文書偽造とかは絶対にできなくなる一方で、
「個人情報(プライバシー)をブロックチェーンに刻んでしまうと消すことができない」
というデメリットもあるので、その辺りも含めた今後のブロックチェーン技術の活用方法にさらに期待したいところですね。
ビットコインだけに限らず、「ブロックチェーン技術」が浸透することで想像される未来が頭の片隅に入っているだけでも、今後目にする新しいサービスなどの見え方が変わってくるかもしれません!
まとめ〜ブロックチェーン技術は超革新的〜

いかがでしたか?
今回は
【初心者向け】今さら聞けない仮想通貨-Vol.6〜ブロックチェーンってなに?〜
を解説しました。
これだけは覚えておいて損はないポイントとしては
ポイント
- セキュリティに配慮した仕組み
- 中央を取っ払った自律分散的な仕組み
の二点🙆♂️
ブロックチェーンは「インターネット以来の技術革新」と呼ばれるほどの技術です。
ビットコインにおけるブロックチェーン技術の活用方法に限らず、ブロックチェーン技術の代表的な特徴、想定される活用シーンなど、いずれも知っておいて損はないですね。
というわけでビットコインの根底を支える「ブロックチェーン技術」について、今回の記事を通して少しでも理解が進めば幸いです。
「今さら聞けない」シリーズも今回で6記事目となりましたが、Vol.1から順番に読むことで
ビットコインなどの仮想通貨・暗号資産投資に関する基礎的な学習
が可能です◎
ビットコイン投資を始めてみたい
と思った方は、まずは仮想通貨取引所の口座開設が必要です◎
開設自体は無料でできますし、開設するのも10分くらいで簡単にできます。
手元に免許証やマイナンバーカードなどの本人確認書類だけ用意しておきましょう。
「コインチェック」 でビットコイン投資をしていますが、アプリも使いやすいのでおすすめです◎
口座開設できたらアプリから入金して、少額(500円から購入可能)からお試しで購入してみましょう🙆♂️
今回はここまで。
「今さら聞けない」シリーズに関しては、ひとまず次回で完結!
ということで次回のテーマは「ビットコインに終わりがあるのか」。
お楽しみに!
それではまた。