今日もコツコツ書いていきます。
本日はタイトルにあるとおり、書籍紹介というか、その書籍の中で紹介されていた考え方について、是非紹介したい一節があったのでブログに書いています。
今回紹介する書籍は、このブログでも何度も紹介している、メンズファッションアドバイザー?(肩書きが分からない)のMBさんが書かれた
持たざる者に贈る新しい仕事術 もっと幸せに働こう
です。
ブログ、メルマガ、YouTube、Voicyなど(書籍の執筆も)、あらゆる媒体で発信されているんですが、書籍の中に書かれている「目標設定の立て方」に関して、とても共感。
目標設定と言うと、漠然と
「〇〇したい(〇〇ができるようになる)」
のような形にしてしまいがち。
ですが、目標の立て方はそんなんじゃないよと、目標の立て方や捉え方に関して、すごく体系的に分かりやすくまとめられていて、すーーーっと入ってきました。
それを今回はかいつまんで紹介していきたいと思います。
- なかなか思うように成果が出ない人(自分もそうです)
- 目標を立てたけど、それで満足しちゃった人
目標設定に関して色んなケースが想定されますが、今回紹介する内容を頭の片隅にでも入れておくと、仕事に限らず、プライベートにおいても活かすことができるのではないかと思います。
それでは次の章から、「正しい目標設定の立て方」について紹介していきます。
【書籍紹介-もっと幸せに働こう】正しい目標の立て方について
何事もまずは結論から。
目標には3つの種類があり、それぞれを明確に設定する。
その3つが↓↓↓
- 達成目標:達成すべき目標。通常は期間と数値で表現されるもの
- 行動目標:達成目標の到達のために必要な行動内容。通常、達成目標に対して複数存在する
- 実行項目:行動目標の到達のために必要な「今日、誰が何をどうするか」という実行内容
↓
達成目標、行動目標、実行項目の3つが繋がるように組み立て、実行項目が達成できたら行動目標が達成され、行動目標が達成できたら達成目標が達成されるようにする。
↓
つまるところ
目標を「今日の自分のタスク(To do)」まで落とし込み、自分をがんじがらめにする
という考え方にとても納得しました。
異なる言い回しをするなら
理想論である「目標数値(達成目標)」を、現実的な今日のタスクまで具体化する作業
が「目標設定」。
もう少し詳しく紹介していきます。
そもそも論① 「強い願望や欲求を持っている人に目標は必要ない」
先ほどまで目標設定の方法について書きましたが、そもそも、MBさんは目標を一切定めていないそうです。
「自分の好きなことをとことん追求し、それを世の中に提供することが自分の仕事だ」と考えているからこそ、目標を設定することで好きなことを阻害する可能性があり、一切の目標は立てない。
とのこと。
目標というのは本来、弱い自分を律するために立てるものであるからこそ、
「強い願望や欲求を持っている人に目標は必要ない」
ということになるんだそうです。
グウノネモデナイ。
自分は超弱い人間w
そもそも論② 目標に対する認識
目標を立てて行動したい人に向けた内容が冒頭に書いたことで、これは、ドラッガーの経済学をベースにした考え方だそうです。
その中で、目標に対する認識として押さえておきたいことが
水は低きに流れ、人や易きに流れる
と言うこと。
人は簡単で楽な方へ進む傾向があり、生物としては当たり前ですよね(わざわざ辛くて大変なことはしたくない)。
本能的にはそうなんですが、実際問題として、「社会的には成長と進化を望む」ものですよね。
そこにジレンマというがギャップがあって、この「本能の力(易きに流れる)をいかに断ち切れるか」が重要になってきます。
そこで、「目標」の出番がやってくるわけです。
楽な方へ流れてしまう、弱い心を持った自分を律するために、そして、社会的な成長と進化を遂げるために、目標が必要なんだ
と言う認識が大切ということですね。
目標設定のコツやポイント
目標についての認識が改められたところで、目標設定のコツについても触れられていますので、そちらも簡単に紹介していきます。
それがこちら↓↓↓
- 実行項目を他人と共有する
- 与件を考え、可能な限りそれをつぶす努力をする
- 1週間などの期間で区切り、結果を振り返ること
一つ目の「実行項目を他人と共有する」に関しては想像がつきやすいですね。
上司でも同僚でも友人でも家族でも、「自分は毎日これやります」という表明が自分の意識を変えるわけですね。
言ったからには実現しないとかっこわるいし、メンツを保ちたいですからね笑
二つ目の「与件を考え、可能な限りそれをつぶす努力をする」についてですが、「与件」とは「起こるべき可能性」のことです。
行動目標を立てた際、「その前提となる条件にそもそもならない事態が発生した際」の、他の施策を考えておくということです。
書籍の中では、「ターゲット客層である20〜30代男性の来店率が低いという事態」が発生した場合には目標達成が不可能となることから、そうした与件を防ぐための、ターゲットを集客するための広告や取り組みなどを検討しておく。
というものでした。
三つ目の「1週間などの期間で区切り、結果を振り返ること」については詳細は不要ですね。
達成目標と行動目標の進捗を都度確認しましょう、ということで。
- 行動目標が達成できていないのであれば、それは実行項目に理由がある。
- 達成目標の進捗が芳しくないのであれば、与件をつぶせていないかも。
PDCAの繰り返しをしっかり行うことで、ちゃんと目標は達成されるはず、とのことでした。
まとめ
いかがでしたか?
今回は、
【書籍紹介-もっと幸せに働こう】正しい目標の立て方について
ということで、そもそも「目標って何?」という認識から、具体的な目標設定の方法、設定のコツやポイントについて、書籍の内容に触れながら紹介してきました。
読んでいただいた方は
「言わんとすることはわかったけど、これってめちゃ大変じゃね?」
って思っていませんか?
かく言う自分も、最初にこの内容を読んだ時にそう思いました笑
ですが、確かにこれくらい本気で臨まないと「目標」って達成されないですよね。
そして、思い返してみても、「目標」として掲げるものって大体うまくいってない気がするけど、好きでやってたことは、結果が後からついてきたような気がします。
その点、「強い願望や欲求を持っている人に目標は必要ない」というのもすごく納得がいきます。
「もっと幸せに働こう」の中には、目標設定の話に限らず、「持たざる者」として活動してきたMBさんの知見がぎゅぎゅぎゅっと濃縮されているので、凡人である自分にも非常に参考になる内容が多いです。
興味のある方は、書籍のリンクを貼っておくので詳細はこちらからご確認ください。
読んで理解したつもりだったけど、結局この考え方を忘れかけていたので、今回は自責の念を込めつつ記事にしてみました。
今回の内容が、皆さんの目標についての捉え方や設定方法の参考になれば嬉しいです。
以上となります。
このブログでは、「一人暮らしの生活改善情報」をテーマに、家計管理のコツ、愛用品紹介、物件選びのコツなどをざっくばらんに紹介しています。
今回のような書籍紹介や、フリーランス独立後の奮闘記や気づきなどをまとめたりもしているので、興味のある方はほかの記事も覗いてみてください。
それではまた。