今回は、書籍の紹介記事を書いていきたいと思います。
タイトルにあるとおり
お金の初学者なら必ず買った方が良い良書の紹介
ということで、何度かこのブログで紹介している税理士の大河内薫先生が2021年9月20日?に出版された本である
貯金すらまともにできていませんがこの先ずっとお金に困らない方法を教えてください!
という書籍を紹介したいと思います。
こちらはギャグ漫画になっているので、本当に読みやすい!
さくさくと読めますよ〜
結構笑いどころが多くて、絵のタッチもゆるい感じで親しみがあるし、だけど内容はすごく濃いです(でもめちゃくちゃ分かりやすい、はず)。
非常におすすめ。
一家に一冊、親子で学べるお金の本って感じ
本書の目的として書かれているのが
今ある収入と資金で、どれだけお金と自分を守る力を高めるか
という点です。
触れている内容については、目次から参照すると
- 貯金じゃお金は守れない?
- 税金と保険でお金を守る
- 投資でお金を守る
- 投資信託 理解編
- つみたてNISA実践編
- iDeCo実践編
- 日常に潜む罠からお金を守る!
の7章から成り立っています。
現時点でつみたてNISA実践編までしか読めていないので、その時点でのレビュー的な感じになりますが、
- 老後2000万円問題についての解説
- 年金っていくらもらえるか知ってる?年金の仕組みって知ってる?
- 公的保険の種類と検討の余地がある民間保険って理解してる?
- 投資って怖いものだと思ってない?
などの日常生活していたら何かしら耳にする単語について、ギャグ漫画で解説してくれます。
この辺の話は過去のブログでも書いてるので、興味のある方は覗いてみてください。
個人的に特に参考になったポイントを何点かあげると、
国民年金を満額払った時に支払われる年金額は月額65000円
という点。
これはいわゆる年金の1階部分に相当する額で、フリーランスは年金としてこれだけしか支給されません。
逆に言えば、これだけは老後に最低限支給されるということが分かることで、セカンドライフのために準備しておく資金の目処が立てられるとも言えます。
前提条件をはっきりさせないと貯めるべき目標額も定まりませんからね。
もう一点は
国の機関が年金を投資で運用していて、その運用益が95兆円ある
という点。
国家予算相当額が運用益として出ているって、すごくないですか?
これは将来的に年金として使われる可能性があるんですが、現時点ではまだ手をつけることなく徴収された税金で年金が賄われていることを考えると、完全にお先真っ暗というわけではなさそうです(多分)。
ほかにも
- 引き出す際の4%ルール
- 72の法則
などの知っているとためになる情報がちりばめられていて、「お金の教育」をライトに始めるならうってつけの一冊だと思います。
まとめ
すごくざっくりとした書籍紹介になりましたが、いかがでしたでしょうか?
「お金の勉強」って言うと、なんか卑しいというかそんなイメージって持ってないですか?
友人同士で話すものではないし、金儲けの話とかね、どこか汚らしいイメージがつきまとうのはなぜでしょうか?笑
本書を書かれた大河内薫先生は、「お金の教育を義務教育に導入すること」を目標に掲げていて、すごくエネルギッシュに活動されていて、Voicyの音声配信も毎日熱がこもっていてすごく好きです(是非聴いてほしい)。
やっぱり損はしたくないから、お金の教育は自分自身しっかり学んでおきたいなとすごく思います。
それに、国の制度はしっかり活用して賢く生きていきたいですからねw
節税できるところは極限までしないとこれも損ですからw
そんな感じで、この書籍はサクッと読める(なんせギャグ漫画)ので、是非一度手にとってみてもらえたらと思います。
これだけの情報量がつまってたったの1200円+税とか、普通に安すぎでしょって思います笑
我々と同世代(30前後)の方は人生まだまだこれから長いので、時間を味方につけた長期の資産運用が将来の自分を助ける力になると思います。
国に頼りつつ、自助努力もしながら、変化の早すぎる現代を賢く生きるためにもお金の勉強は重要ですねって感じで終わりにしたいと思います。
Amazonと楽天の購入リンク貼っておきましたので、興味のある方はこちらからどうぞ。
それではまた。