- 読者をグッと引き込む書き出しを作りたい
- 悩まずに書ける書き出しのテンプレートがほしい
- 書き出しを作るコツや注意点を知りたい
本記事では、ブログの書き出しをどのように書けばいいのか分からない人のために、「書き出しのテンプレート」を作りました!
紹介するテンプレートどおりに実践すれば、あなたの悩みや疑問はすべて解決するはずです。
なぜならぼく自身、今回紹介する「書き出しテンプレート」に沿ってブログを書くようになって以降、知人から「めっちゃ読みやすくなったね」と言われたからです。
この記事で分かること
「ブログ=誰かの悩みを解決するコンテンツ」です。そしてブログの書き出しは、読者が続きを読み進めるか判断する判断材料。
本記事で紹介する書き出しのテンプレートに当てはめてブログを書けば、ブログ初心者さんでも、読者に深く刺さるような書き出しが書けるようになるでしょう。
いつも書き出しの内容につまる人はもちろん、ブログのクオリティをあげたい人はぜひ最後までご覧ください。
ブログの書き出しとは
そもそもブログの書き出しとは、画像の赤枠部分です。「導入」「リード文」などとも言われ、タイトルから最初のH2見出しの間までをつなぐものですね◎
書き出しでは記事の概要や読むことのメリットなどを伝え、読者の心をグッと掴むための重要なコンテンツです。
ぼく自身、ブログの書き出しを適当に書いていた時期がありましたが、それは大きな間違いでした…。
あなたは、ブログの書き出しに魂を込めていますか?
自信を持って「YES!」と答えられない方は、続きを読んでくださいね◎
なぜブログの書き出しが重要なのか
ブログの書き出しが重要な理由は、「記事本文を読み進めるか判断する材料になる」からです。
そもそも、あなたのブログに訪問する読者は、キーワード検索からフラッと訪れたり、SNSでブログをシェアした結果として訪れたりするもの。
書き出しがよほど目を引く内容、または魅力的でない限り、本文まで読み進めてくれません…。
読者は自分の悩みを解決したくて情報を探しています。
書き出しでどれだけ「あなた(読者)のために記事を書いてますよ」と伝えられるかで、本文を読んでくれるかどうかが決まります!
ブログの書き出しを考える前にブログの記事構成が必要
(記事構成を作っている人は読み飛ばしてもらって構いません!)
ちなみにですが、ブログの書き出しを考える前提として、ブログの記事構成を作る必要があります。
「記事構成=ブログの設計図」の役割を果たすもので、おもに以下の内容を事前に書き出します。
記事構成の内容
- 特定のキーワードを選び
- 想定される読者に対して
- どんな内容を
- どのような順番で展開するか
「今回はこのタイトルで記事を書こう」といった形でいきなり書き出しを書いても、読者目線で見ると「こんな情報は求めてないよ」などの見当違いな内容になりかねません…。
記事構成の内容を踏まえて書き出しを書かないと、記事全体の軸がブレる可能性は非常に高いです。
「記事構成なんて作ってないや…」「ブログの記事構成って何?」という人は、「ブログ記事構成の作り方3ステップを解説【初心者でも悩まず書ける】」をご覧ください。
記事構成の内容に従って、次の章で解説するテンプレートをフル活用して書き出しを書きましょう!
ブログの書き出しテンプレートを紹介!
ブログの書き出しテンプレートを具体的に解説していきます!
本記事で紹介するブログの書き出しテンプレートは、5つのブロックで構成されています。まずは概要を押さえて、次の章で具体的な書き振りをみていきましょう。
本記事の書き出しで具体的に解説
本記事は「ブログ 書き出し」というキーワードで上位表示を狙った記事で、書き出しは以下のようになっていました。
キャプチャにも簡単な解説を入れましたが、それぞれピックアップしてもう少し詳しく解説しますね。
①:想定読者の悩みを取り上げる
本記事で取り上げたい悩みを、犬(悩むブル)の吹き出しで代弁させています。
デザインで分かりやすさや悩んでいる様子を表現するのもポイントです!
キーワードを検索した読者が知りたいことを、悩みとして明確に訴求しましょう◎
②:その悩みが本記事で解決できると伝える
①の直下で、悩みが解決できることを伝えています。
最初の1行(テンプレートを作りました!)は削ってもいいかもしれませんが、悩みを再度語りかける狙いもあって追加しています。
この記事を読めば「書き出しのテンプレートがみつかる」と、読者に伝えられますね!
③:読者の悩みが解決できる理由・根拠を伝える
ぼくの場合は、知人からの口コミとして「読みやすくなった(ブログのクオリティが上がった)」ことを訴求しました。
具体的な実績をアピールすることで、読者の心をさらに惹きつけられるでしょう!
実績の例
- ブログの滞在時間が伸びた
- ブログから収益が発生するようになった
- 現在ブログで月3万円を継続して発生させている
- 第三者からの口コミ
人は「権威」に弱いです。笑
些細な実績でもOKなので、記事で紹介するテンプレートの信ぴょう性をアピールしましょう!
④:本文の内容に軽く触れる
読者に「続きを読みたい」と思ってもらえるよう、記事の具体的な内容に触れましょう。
ポイントは、要約した内容と実際のコンテンツをリンクさせ、テキストをタップするとすぐに読める動線を設計することです◎
「とりあえず結論を教えてくれ」という読者のニーズを満たすよう、最短距離でコンテンツに辿り着けるようにするのがおすすめ!
⑤:記事を読み終えた後の姿を伝える
1行目で書き出しの重要性に軽く触れた上で、「読者に深く刺さる書き出しが書ける」というゴールを示しています。
最後に、背中を押すように「ぜひ最後までご覧ください」というテキストも追加しています!
著名な個人ブロガーの書き出し例①:manablog
稼いでいる個人ブロガーさんであれば、どなたでも「お決まりの書き出しテンプレート」を持っているはずです。
実際に確認してみましょう。
manablogの「【完全初心者向け】プログラミング学習の始め方【3ヶ月で達成できる】」を引用しました。
書き出しを見てみると、順番は一部前後していますが、書かれている内容は本記事で紹介したテンプレートと一緒ですね◎
もう一例、別のブロガーさんの記事をみてみましょう。
著名な個人ブロガーの書き出し例②:Tsuzukiブログ
Tsuzuki Blogの「【2023年】WordPressのおすすめブログテーマ10選【有料・無料】」を引用しました。
こちらの書き出しも、manablogとほぼ同様の流れですね。実際の記事では、⑤の読み終えた後の姿がもう少し続きます。
このように、書き出しには必ず「型」が存在します。一度覚えてしまえば、読者の心をグッと引き寄せるブログを誰でも書けるようになりますよ◎
【コピペOK】ブログの書き出しテンプレート
本記事で紹介したブログの書き出し5要素は、以下のとおりでした。
箇条書きではなく実際のテキストベースに書き起こしたものを作ったので、そのままコピペして、あなたのブログにも活用してみてください◎
書き出しのテンプレート
- ①:〇〇まではできたけど、次はどうしたらいいんだろう
- 〇〇がわからない…
- 〇〇で失敗しないためのコツって何かないの?
②:本記事を読めば、これらの悩みや疑問はすべて解決できます。
③:なぜなら、自身のブログで今回紹介する〇〇を実践したら、〇〇という成果が出たからです。再現性はかなり高いはずですよ。
④:この記事でわかること
- 〇〇とは?
- 〇〇の重要性
- 〇〇の手順5選
- 〇〇をする際の注意点
⑤:本記事で紹介した内容を実践したら、どなたでも〇〇できるようになるでしょう。難しい言葉は使わず、画像を使ってわかりやすく解説しているので、一つずつ学習していきましょう!
このテンプレートを使えば、ブログ初心者さんでも、読者に刺さる書き出しをスラっと書けるようになりますよ◎
ブログの書き出しをさらに磨くためのコツ3選
ブログの書き出しについて、実例を挙げながら紹介しました。ここでは、ブログの書き出しをさらに磨くために取り入れたいコツを3つ紹介します。
書き出しを磨くコツ3つ
管理人(運営者)の実績を具体的にアピール
書き出しをより魅力的にするには、あなた自身の実績を具体的にアピールできるほど効果的です。
テンプレートの③で「読者の悩みが解決できる理由・根拠」を伝えます。当然、根拠がなくては記事の内容を信じてもらえませんよね…。
実績の具体例
- ブログで月3万円稼げるようになった
- ブログのアクセス数が5倍になった
- アフィリエイトが発生するようになった
- ブログの滞在時間が伸びた
- Webマーケ会社で学んだ実践スキル
実績は数字で出せるほど効果的です。
なお、ブログを始めたばかりで、実績がない方もいると思います。
そのような場合は、「ブログに関する書籍を30冊読んで共通して書かれていた内容です」「ネットの記事を3日間かけてリサーチした結果を紹介しています」など、徹底的なリサーチをアピールしてもよいでしょう◎
多少盛ってもいいと思いますが、うそをつくとバレた時に取り返しがつかなくなるのでやめましょう。笑
本文の内容は明示する
ブログの書き出しでは、本文の内容を明示しましょう。
「本文の内容を書いたら続きを読んでくれないのでは?」と思うかもですが、書き出しを明示しないと続きを読むか判断するのも難しくなってしまいます…。
読者は書き出しの内容次第で、本文を読むか判断します。「詳細を…確認しておこう」って読者に思わせたら勝ちです。笑
映画館で本編が始まる前にCMがいくつか流れますが、あれと一緒です。「次はあの映画見たいな…」って思ったことはありませんか?
読者に本文を読むメリットが伝わるよう、書き出しには記事の概要とポイントを明示しましょう。
デザインを整えて視覚的にアピールする
魅力的な書き出しを書けたなら、デザインも整えて視覚的にアピールしましょう。
本記事の場合、装飾する前後で以下のように見栄えが変わります。
視覚的にアピールするポイント
- 吹き出しを活用
- ボックスや背景に色をつけて目立たせる
- 該当箇所へのリンクをつける
- 太字やアンダーラインで強調
読者の満足度を高めるためにも、ごちゃごちゃしすぎない程度に装飾を施すのも重要です。
ブログの書き出しで使える実践的な5つのテクニック【悪用厳禁】
書き出しを磨くコツとは別で、取り入れると読者の心をグッと惹きつけられる可能性のある実践的なテクニックもあります。
これらは使い方を誤ると、信頼性を損なったり、興味を持ってもらえずスベったりする可能性もあります。
使えそうなときに、取り入れてみてください◎
数字を盛り込んで興味づけ
「あなたが思い浮かべている心配事の96%は、現実には起こらないというデータはご存じですか?」
と聞くと、ちょっと気になりませんか?
これが、「あなたが思い浮かべている心配事のほとんどは…」になっていると、興味づけとして弱いですよね。
読み流されてしまうのがオチかと…。
ブログの書き出しは、数字をうまく盛り込んで、興味づけのフックにしましょう!
本記事では、見出しのテクニック(「〇〇な3つのコツ」など)として頻繁に取り入れています◎
比較的手軽に取り入れられるので、ぜひ参考にしてみてください。
読者の共感や同意を獲得する
- 自由に使えるお金があと2万円あればどれだけ助かるか…と思ったことはありませんか?
- ブログをどれだけ書いてもアクセスが全然伸びないんだよな…
こうした読者の気持ちを代弁して共感や同意を獲得するのも、書き出しで読者の心をグッと掴むには効果的です。
読者から「それそれ」「わかるわ〜」という共感を得られると、読者はあなたのことを信用してくれます。
解決策を提示する際に、共感を獲得するような語りかけを取り入れてみてはいかがでしょうか◎
常識をくつがえすような新事実や情報を盛り込む
- ブログは毎日書いてもアクセスが伸びません
- 本気でダイエットに取り組みたいなら、食事はしっかり摂らないといけません
などと言われると、「なんで??」ってなりませんか?
ブログの冒頭で、このような驚きの新事実や情報を書くと、読者にインパクトを与えられるでしょう。
思わず続きを読みたくなってしまいませんか?
冒頭で読者の悩みを明示する際、常識をくつがえすような新事実を盛り込める場合はぜひ取り入れてみましょう。
続きが気になるようにちょっと煽る
- 毎月2万円の不労所得を得られる方法はご存じですか?
- だれでも毎月2万円の不労所得を得られる方法は…もちろんご存じですよね?
これらの内容は同じですが、後者のほうが続きを読みたくなりませんか?
「だれでも」「…」「もちろん」「ですよね?」など、含みを持たせたり、若干煽ったりするのも、やりすぎない程度に取り入れると続きが読みたくなります。
- 〇〇な方は続きを絶対に読まないでください
- 押すなよ…絶対に押すなよ…!
このように言われると、行動したくなりますよね。笑
煽りすぎると読者から反感を買う可能性もあるため、バランスよく取り入れましょう。
ストーリーから入る
「2020年11月某日。わたしはとあるYouTube動画を見て、全身に電流が走るほどの衝撃を受けました。」
ブログによっては、ストーリーから入って「え…?なんなの?」という興味づけを狙うこともあります。
ただ、個人ブログでおこなうとスベる可能性もあり、読者を迷わせて早期離脱の原因になりかねません。笑
オリジナルコンテンツとして読者の心を鷲掴みにできるほどのストーリーがあれば、冒頭の書き出しを変えてみるのもありです。
ブログの書き出しでやってしまいがちな注意点2つ
最後に、ブログの書き出しでやってしまいがちな注意点を2つ紹介します。
書き出しの注意点2つ
- ダラダラと書いてしまう
- タイトルとの整合性がない
ダラダラと書いてしまう
書き出しを巻物のようにダラダラと書くのはNGです。
何度も言いますが、書き出しは読者が続きを読むか判断するための材料です。
- 記事とは関係ないコンテンツ
- やたらと長い自己紹介など
書き出しで書くべき項目は、本記事で紹介した5つの要素があれば十分です。
マックス500文字程度におさめ、記事を読むメリットを読者に伝えましょう!
タイトルとの整合性がない
魅力的なタイトルをつけてしまったがゆえに、タイトルと書き出しの内容でミスマッチを起こすケースにも注意が必要です。
読者が最初に判断するのは「タイトル」です。タイトルで興味をもったのに、書き出しの内容がずれてたら、「書いてあることが違うじゃん!」ってなりますよね。
タイトルで惹きつけるのも重要ですが、タイトルにふさわしい内容の書き出しも当然重要です。
タイトルと書き出しは整合性を持たせて、離脱されないように注意しましょう。
まとめ:読者をグッと引き込む書き出しで記事のクオリティを爆上げさせよう
ブログの書き出しは、あなたが思っている3倍は重要です。
たまたまブログに訪れた読者の心を掴むには、書き出しのクオリティをどれだけ高められるかが鍵を握ります。
書き出しには明確な「型」があり、稼いでいる個人ブロガーだけでなく、企業メディアも本記事で紹介した流れで書き出しを書いています。
あなたが発信するジャンルで実績を積めば積むほど、記事への信頼性・根拠を伝える武器になります◎
本記事で紹介した書き出しテンプレートを有効活用して、クオリティの高い記事を量産していきましょう!