積立NISAってどんな制度?【前編】

こんにちは。masatoです。最近はもっぱら投資やお金に関する記事ばかり書いていますが、今日も投資に関する記事を書きます。

なんでかって、書くネタが沢山あるし、知ってもらいたいことはもっと沢山あるからです。そう言うわけで、今回は

「積立NISAってどんな制度?」

「投資家デビューするならまずは積立NISAを始めよう!」

そんなテーマで書いていこうと思います。かく言う自分も1年前まで投資はしたこともありませんでした。投資って、何となく怪しいなぁって言うイメージと、やった方がいいと言われても何から始めたらいいか分からなかったと言うのと、一年前の時点でもiDeCoや積立NISAはスタートしていたけど名前しか知りません、みたいな感じでした。このように、一年前の自分と同じような考えの方が世の中にはまだまだ沢山いらっしゃると思っています。そのような方達に向けて、少しでも有益な情報を発信できたらと思いますので、最後まで読んでもらえたらと思います。

【この記事を読んで分かること】

  • 投資を始める必要性と必然性
  • 投資は少額から始められる(まとまった資金は要らない)
  • ひとまず手軽にやってみたいという方には積立NISAがおすすめ
  • 積立NISAの概要、メリットデメリット
  • iDeCoとの違い

それでは参りましょう。

投資を始める必要性と必然性【投資を始める人、増えてます】

 まず初めに、以下のグラフをご覧ください。これは、I TメディアビジネスONLINEというネットニュースの昨年11月に掲載されていた「投資家比率と日経平均」(フィデリティ投信 ビジネスパーソン1万人アンケート参照)という題目のグラフです。

 そもそも、ビジネスパーソンって具体的に誰を定義した言葉なのか、「投資をしている人」の「投資」とは具体的に何を指すのかについて言及されていないので、このデータをどこまで信用していいか分かりませんが、約5年前に比べて、投資を始めたという人が10%近く上昇しているみたいです。また、「投資をしている人」の年代別構成をみてみると、男女を問わず、20代30代の世代において、特に大きな上昇率を示していることが見て取れます。

 このデータだけで言うのも心許ないですが、ひとまず、投資をしている人は実は結構いるんですよね、って言うことが分かりました。では、なぜ投資をする人が増えてきたのか。

 まず第一に考えられるのが、「年金もらえないんじゃね?」って言う問題ですよね。年金制度は、今の現役世代から徴収された税金が年金受け取り世代の手元に渡る仕組みとなっている、と言うのはみなさんご存知かと思います。そう言うわけで、私含め我々現役世代が年金を受け取れる?ことになるであろう時期はおよそ40年後の2060年頃になるのですが、その頃には、日本の人口は8000万人ほどになると予想されています。今より4000万人少なくなる見通しです。超少子高齢化ですね。

 そうなった時、果たして年金がいくらもらえるでしょうか。。。私も分かりません。今度調べます。とりあえず言えることは、国だけに頼っていて良いはずがないと言うことですね。先日書いた投稿した

でも触れていますが、我々現役世代は来るべき未来に向けてまだ時間がたっぷり残されているので、それまでの時間を味方に付けて、

早期にコツコツと自助努力を重ねる

ことが重要です。そのための制度として、先日紹介したiDeCo

と、これから紹介していく積立NISAを積極的に活用してきましょう。と言う話になるわけです。

 

 とまあ、投資をして行かなきゃヤバそうなのは分かったとして、だけど投資って

まとまったお金とかいるんじゃないの?

とか

株価の値動きが気になって仕事どころじゃなくなりそう

とか

損したら嫌だ

と言う声が聞こえてきそうです。が、これらの制度を適切に利用する分には、そのような心配はほとんどしなくて良いと思っています。

【まとまったお金が必要なのではないのか】

 そんなことは全くありません。多くの証券会社では最低金額100円から投資を始められます。さらに、楽天証券の場合は、楽天ポイントを投資に回すこともできます。なので、まとまったお金がないと投資を始めることができないと思っている人はその考えは捨てちゃっておけーです。

 

投資する原資は少なくても大丈夫
【株価の値動きが気になって仕事どころじゃない】

 これは極論「デイトレーダー」の方が該当するものです。みなさん、「投資」と「投機」と言う言葉のそれぞれの意味は分かりますか?「投資」と言うのは、成長するであろう企業にお金を預けて(会社の株を所有)、そのお金を預けた企業が成長して利益が出たらその利益が株主に再分配されることで、そのおこぼれを我々もいただくみたいな感じで関係者がみんな勝者になる「プラスサムゲーム」です。

 一方、「投機」と言うのは、株価が安い時に仕入れて、株価が高くなった時に売って利益を確定させて儲けを出すと言う「ゼロサムゲーム」です。要は、勝者もいればその裏側に必ず敗者がいると言うことです。言ってしまえばギャンブルみたいなものです。

 投資というイメージは後者のことだと思っている方が多くいらっしゃると思いますが、これは素人がやったらあかんやつです。職業投資家の方相手に素人が太刀打ちできるはずがありません。一攫千金を狙って宝くじを買うのと同じくらい止めた方がいいです。現実を見ましょう。

そんなわけで、我々一般ピーポーがやるべきは「ファンドマネージャー」と呼ばれる投資のプロにお金を預けて、あとはお任せ。それだけです。なので、株価の値動きを気にしなきゃいけないのは私たちではありません。

 

基本的にほったらかしでOK

 

【損したら嫌だ】

 これは、、、誰だって嫌ですね。自分も嫌です。ですが、

「銀行にお金を預ける」

という選択肢も損している可能性が大いにあるんです。

 金融庁のホームページからデータをお借りしました(ちょっと見づらいですねすいません)。3本の折れ線グラフが表示されていますが、これは、横軸が時間経過(年数)で縦軸が累積リターンの割合です。これを見ても分かるように、「A」が定期預金をした場合の推移ですが、グラフがほぼ水平・・・折れてない。20年間預けたのに増加率はなんとたったの1.32%・・・。雀の涙とはこのことですね。簡単に言えば、100万円を預けたとして20年後に101万3200円になって返ってくるというわけです。悲しい。

 一方、「B」は国内の株式と債券に50%ずつ投資した場合の推移、「C」は国内、先進国、新興国の株式及び債券にそれぞれ均等(6分の1ずつ)に投資した場合の推移です。「B」の場合は増加率38%なので、100万円投資したら20年後に138万円になって返ってきますし、「C」の場合は79.9%なので179万9000円になって返ってきます。これは現実の数字として出ているものですし、金融庁が積立NISAを普及させるために作成した資料に掲載されているデータですので信憑性は高いと言えるでしょう。

 国内株及び債券の場合、年によってはマイナスになる時期も確かにありますが、株式投資は長期で続けるとその運用益はおよそ2から8%の間に収まるとされていることから、できるだけ早くからスタートを切り、長い時間をかけて積み立てることが肝心です。

目先の利益に囚われることなく長期で保有しよう

 将来に備えて貯金を全くしていない人に比べたら定期預金をしている人は十分素晴らしいと思いますが、それよりももっと戦略的に資産運用をしていくことが可能であるということがお分かりいただけたのではないかと思います。

積立NISAの概要とそのメリット

 これを踏まえて、じゃあ投資を始めようと思った時に何をしたらいいの?と言うと、何度も登場している「積立NISA」を始めましょう、となるわけです。

 なぜおすすめなのかを3点挙げると

  • 少額から始められる(100円から)
  • 運用した利益に税金がかからない
  • 選べる商品は金融庁の基準をクリアした低リスクとされる商品で管理手数料も安い

 になりますかね。既に触れた内容もありますが、制度の概要やメリットデメリットに触れつつ説明していきたいと思います。

積立NISAってどんな制度?

金融庁のホームページから拾ってきたデータ

ですが、これを読めばざっと分かります。シンプルにまとまっていて分かりやすい。ですが、それでは意味がないので順番に解説していきます。

①少額からでも始められる投資信託が対象

 何度も触れていますが、とりあえずまとまったお金は不要です。そして、年間で投資できる上限額は40万円までと決まっており、この金額内であれば、後述する「運用益に税金がかからない」ことになっています。なので満額を積み立てようと思うと、毎月3万3333円を投資に回すような計算になりますね。

 ちなみにですが、「投資信託」と言うのは、言ってしまえば「お弁当の詰め合わせパック」です。投資信託は、お金のプロであるファンドマネージャーが、ある特定の株式指数(TOPIXとかダウ平均とかそう言う数値)に連動する形(成績)となるよう、特定ジャンルの株式や債券に投資している詰め合わせ商品と思ってもらえたら大丈夫です。その特定の投資信託に投資することで、先進国の株式詰め合わせに投資できたり、新興国の債券詰め合わせに投資できたり、全世界の株式詰め合わせに投資できたりするようになります。

 このように、特定の企業(個別株)に集中して投資するのではなく、詰め合わせ商品で投資した方が「リスクを分散」させることができます。投資素人が何万とある企業の中から特定企業の株を選ぶのは・・・どう選んでいいか分かりませんし、それをやってしまうと値動きが気になって夜も眠れなくなってしまいます(仕事にも手がつかなくなってしまいますね)。

 そして、このような個別株投資(アクティブファンド)と投資信託(インデックスファンド)の運用成績を比べると、投資信託の方が成績が優秀であることの方が多いと言うのが実情みたいです。なので、ひとまずやってみるとなった場合は投資信託が間違いないと言うわけですね。

②投資で出た利益に対して税金がかからない

 これも投資を始めるにはハードルが低くて良いですよね。そもそも、株式投資で利益が出てその利益が確定したら、約20%は税金で持っていかれます。私は投資信託を始めるまで知りませんでした。ただ、「利益が出た場合」にそのような恩恵を受けるのであって、出た利益もそのままにコツコツと投資し続ける場合においてはメリットを享受する機会も少ないかもしれませんね。

③選べる商品は金融庁の基準をクリアした低リスクとされる商品で管理手数料も安い

 これも投資を始めやすくするための環境整備の一つかなと思います。最初に説明した「投資信託」と言うのは個別株投資などに比べて低リスクですし、販売(買付)手数料が0円で、信託報酬(ファンドマネージャーに支払う手数料、投資信託の管理費用のことで毎月発生する)も低く設定されているものからしか選べません。

 これは、投資の大原則である「長期」「積立」「分散」投資をするには必要不可欠です。リスクの高い商品を長期で持っているのは怖いですし、管理費用が高いのも長期で運用にはデメリットになりますよね。

投資をするなら「長期」「積立」「分散」投資が鉄則

ここで一つ、「分散投資」について触れていきたいと思います。

何を「分散」するのかと言うと、取り扱う商品(株式、債券)や投資先の地域(国内、先進国、新興国)を分散させることも重要になってきます。

 株式と債券を比較した場合、一般的には株式と債券は逆相関関係にあるので、株式の価格が上がれば債券の価格は下がります。ですので、株式のみを対象とする投資信託のみ保有していた場合、株式が上がり続けるならそれに越したことはないですが、株式価格が下落したときは影響をモロに受けてしまいます。この時、債券も保有しておくことで、株価が下がった時には債券価格が上昇に転じることから全体として安定した運用成績を出しやすくなると言う訳です。

 このように、異なる値動きをする複数の資産を持つことが投資をするにあたって重要な考え方となり、複数の資産を持つとなった際は、手数料が安いとありがたいですよね。そのような商品のみ扱っているのが積立NISAなのです。これと同様で、投資する地域を分散することで、世界経済全体が成長し続けさえすれば、安定した運用成績を実現させることが期待できます。これも複数の資産を所有することになるので、手数料が安い方がありがたいと言う訳です。

iDeCoと異なる点

ここまで、制度の概要に触れつつメリット3点を説明してきましたが、最後に、iDeCoと比較しつつ、積立NISAの注意点を何点か紹介していきたいと思います。

iDeCoと積立NISAの大きな違い
  • いつでも引き出し可能(iDeCoは60歳になるまで引き出せない)
  • 税制優遇措置はiDeCoの方が断然大きい
積立NISAのデメリット
  • 扱っている商品は非常に限定的
  • 非課税枠(40万円の話)を翌年に繰り越せない
  • 元本割れのリスクからは逃れられない

それぞれさらっといきます。

 大きな違いとして2点挙げましたが、積立NISAは資金の強制力(拘束力)がないので自由に引き出すことができます。長期積立という制度主旨に沿う必要もないので、有事の際に現金が必要となれば積立NISAの口座から引き出せるというのはありがたいっちゃありがたい話ですね。その「強制力」というのに併せてですが、運用益が非課税ですよ、ってだけで他に優遇措置があるわけでもありませんし、iDeCoの場合は所得控除や受け取り時の優遇措置もあるので、その点に大きな違いが見て取れます。

 次に、デメリットについて、「扱う商品が非常に限定的」と書きましたが、投資家デビューとしてまず一歩踏み出すという意味では限定されている方が助かりますし、投資に慣れてきたら特定(個別)口座で自分の興味のある個別株に投資すれば良いと思いますので、そこまでデメリットとは言えないんじゃないかと個人的には思います。「非課税枠を翌年に繰り越せない」についてですが、例えば、2021年から積立NISAを始めて、その年は20万円積み立てた場合、翌2022年に60万円を積み立てることはできませんよ、って話です。制度としての旨みを最大限享受しようと思うのであれば、毎年40万円の上限まで積み立てるべきですよね。とは言っても原資が無ければ無理な話で、これも割り切ってしまっていいのではないかと思います。「元本割れのリスクからは逃れられない」について、これはしょうがないです。投資なので。元本割れするのがどうしても嫌で怖いなら、投資するのは諦めましょう。お金に働いてもらうのを諦めて自分で働いてお金を稼ぐことを頑張った方がいいですね。

まとめ

 ここまで、投資の必要性に始まり、手軽に投資を始めるなら積立NISAですよって話と、制度の概要やメリットデメリットをお伝えしてきました。なお、この先として具体的な始め方や私が購入している商品の紹介、現在の運用成績なども公開しようと思います。ですが、結構なボリュームになってしまったので、こちらについては次回の記事でまとめていきたいと思います。ということで、今回は前編ということでここまでにしたいと思います。

 この記事を通してお伝えしたかったこと
  • 投資を始める必要性と必然性
  • 投資は少額から始められる(まとまった資金は要らない)
  • ひとまず手軽にやってみたいという方には積立NISAがおすすめ
  • 積立NISAの概要とメリット
  • iDeCoとの違いや積立NISAのデメリット

 そして、これだけは覚えておいて欲しいこととして

  • 投資を始めている人はここ最近の2・3年でかなり増えている
  • 投資(資産運用)は少額かつ簡単に始められる
  • そんな制度が積立NISA

この3点だけですね。シンプル。

 始めるかどうかは皆さん次第ですが、何もせずにそのままじっとしているのもリスクがあると思います。何事も始めてみると思いの外ハマってしまったり、新たな発見があったりと気づきがとても多いですよね。今回の記事が読者の方の背中を少しでも押せたならとても嬉しいです。

以上!終わり!

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この記事を書いた人

masato

このブログは、一人暮らしを始める人、初めて間もない人に向けた「一人暮らしパーフェクトスタートマニュアル」を目指しています/物件選びのコツ、引越しのこと、お金のこと、生活改善情報、愛用品・生活家電レビューなど、日々の暮らしにまつわるTipsを発信/名古屋市内で一人暮らし/現在で賃貸物件は6件目/バツイチ/国家公務員一般職からフリーランスエンジニアに転身